こんばんは、はる子です。
僕のヒーローアカデミア、シーズン5の22話目。ヴィランの気持ちが分かってきた気がする。
僕のヒーローアカデミア第22話「サッドマンズパレード」
前回のあらすじはこちら:
僕のヒーローアカデミア110話の簡単なまとめ
トガを自分にそっくりな人物たちに連れて行かれそうになっている時、トゥワイスは過去を思い出していました。
トゥワイスが決定的に変わってしまった事件が起きたのは、トゥワイスが16歳の時でした。
バイクで人を轢いてしまい、相手は骨折してしまったとのこと。
16歳で働いていたトゥワイスは、会社のお得意様の役員を轢いてしまっており、その日で会社をクビになります。
両親は彼が中学生の頃にヴィラン犯罪に巻き込まれて亡くなっており、ずっと1人で生きてきたトゥワイス。
話し相手が欲しいと考え生み出したのが、もう1人の自分でした。
信頼できる仲間として自分を生み出していったトゥワイスは、自分が誰なのか分からなくなり仲間を1人残らず殺してしまいます。
心に大きな傷を負ったトゥワイスは義爛と接触し、ヴィラン連合に加入する形となったのです。
ふと我にかえりトガを助けようともがいたトゥワイスは操り人形に腕を折られてしまい、痛みで涙を流します。
トガが殺されるのをただ黙って見ているわけにはいかない。
トゥワイスは自分を大量に増やして行進させるサッドマンズパレードを繰り出すと、大量に増えたトゥワイスが異能解放軍を襲います。
しかし異能解放軍には氷を操る外典という人物がおり、荼毘の相手をしていた外典は大量のトゥワイスを一気に倒してしまいます。
ギガントマキアが目を覚ますまでまだ1時間もある中で、助け舟を出すドクター。
オール・フォー・ワンの音声を流して、ギガントマキアを強制的に起こしたのです。
トゥワイスが塔に到着し死柄木や荼毘を生み出した結果、デストロは彼の異能で荼毘たちを塔から落とします。
しかし本物の死柄木が塔の下までやってくると、死柄木に触れられた塔はバラバラと崩れていきます。
瓦礫の中から現れたデストロは、ついに本物の死柄木と実際に対面し、お互いが睨み合う中で緊迫した空気が流れます。
異能解放軍のボスとヴィラン連合のボスが、やっと顔を合わせてボス同士の戦いが始まろうとするのでした。
感想
今回はトゥワイスの過去を見ることができたわけだけど、トゥワイスはヴィラン関係の事件で両親を亡くしているようだった。
それなのにヴィランになるほど、彼は寂しくて孤独を感じていたのではないかな、と思ってしまった。
仲間が欲しくて、信頼できる人が欲しくて自分を増やしていったトゥワイス。
彼がもしヒーローに助けられていたら、ヒーローになっていたような気がする。
良い意味でとても純粋で素直な人物なんじゃないかな。
だからこそ助けてくれた、自分を受け入れてくれたヴィラン連合には恩を感じているし、力になりたいと思っていて。
自分をヴィラン連合に引き合わせてくれた義爛をどうしても助けたいんだろうな、と。
人を傷つけたい訳ではなくて、ただ仲間の力になりたいんじゃないかな。
トゥワイスは、ヴィランの中でも特に気持ちが揺さぶられてしまう人物かもしれない。
死柄木とデストロの会話であったように、この世に初めて個性が出現したのはある女性が個性を持った子供を産んだから。
それがデストロの父親の母、つまり今のデストロの祖母ということなのかな。
まだ彼しか個性を持っていなかった時代、母親は世間から後ろ指をさされ、それこそ抑圧されて生きてきた。
そのあと次々に個性が出現し、それぞれの力をコントロールする必要が出てきた政府は個性を抑圧する政策に出た。
みんなが自由に個性を使える世の中ではなく、使える人だけ使える世の中に。
個性を悪いことに使う人ももちろんいる中で、全ての人に個性の使用を許可してしまうと確かに危ないかもしれない。
でも抑圧することで苦しい思いをしてきた人々もいるんだろうな、と考えると個性のある世界も私たちの世界と似ているのかな、とも思った。
誰も傷つかない世の中は、なかなか難しいけどね。
次回「志村転弧:オリジン」ということは、死柄木の過去が見られるのかな?
一体どんな人物だったのか。
来週も楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子