こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス56話、まだどうなるか全く読めない状況。心臓もたない。
文豪ストレイドッグス第56話「空ノ港ニテ(其の二)」
前回のあらすじはこちら:
文豪ストレイドッグス56話の簡単なまとめ
部屋中をくまなく探した福地ですが、幸田を見つけることが出来ませんでした。
それもそのはず、幸田はなんとブラムの棺桶の中に隠れていたのです。
欧州から飛行機でワンオーダーが運ばれている間、乱歩は引き渡しを辞めさせる方法について敦に話します。
欧州護衛官に「受け渡しは危険、引き返すしかない」と思わせればいいのだと言う乱歩の言葉と同時に、空港で大きな爆発。
国木田が乱歩の命を受けて燃料給油車を爆破し、無線を遮断したおかげで飛行機と管制塔は不通となり引き返すことに。
しかし護衛官たちは何者かに毒殺されてしまい操縦不可、真っ逆さまに地面へ墜落する寸前に猟犬の末広が木っ端微塵に斬り刻みます。
その中からワンオーダーを見つけ出し手にしたのは、福地でした。
国木田から報告を受けた乱歩は悔しそうな表情をするものの、その言葉は表情とは相反するものでした。
「あと一歩間違えれば、ワンオーダーを奪われるところだった」
ワンオーダーを手にした福地は、ワンオーダーを開けることが出来なかったのです。
11時間前。
安吾は、世界中にいる吸血種の軍隊が動き出すまでは、ワンオーダーの利用は許可しないでほしいと総理に頼んでいました。
種田長官と異能特務課で合意の元の条件ならばと総理は安吾の案を飲むのですが、種田長官が目覚め全ての指揮を執っているというのは嘘でした。
種田長官がまだ目を覚ましていない状況にも関わらず安吾が総理に嘘をついたのは、太宰の案だったから。
種田長官が目覚めなければ安吾の立場が危ないものになるのですが、当の本人である太宰はフョードルとの会話にも飽きてきた頃でした。
しかし突然、太宰とフョードルの底が抜け監獄から出たと思うと目の前にはニコライとシグマの姿が。
ニコライが2人を監獄から出したのです。
ニコライは太宰とフョードル2人に致死毒を注射させ、30分以内にムルソーから脱獄した方に解毒薬を渡すと話します。
何の疑問も抱かず注射をした2人は、脱獄しないと30分後には死ぬ運命となってしまうことに。
福地がワンオーダーの利用条件に気付いてすぐにブラムの元へ戻ると、そこには空の棺桶のみでブラムの姿はありません。
幸田はブラムを背負って逃げ出していたのです。
空港内を吸血種たちで固めている福地のせいで簡単には出歩けない状況の中、幸田はどうしてもブラムの助けが必要だと伝えます。
ブラムは幸田の話を聞いた上でラジオが欲しいと交換条件を出すのですが、おもむろに自分のポケットから何かを取り出す幸田。
幸田は取り出した携帯電話にイヤホンを繋げ、イヤホンをブラムの耳に入れると音楽を流し始めます。
音楽が流れ出した瞬間、ブラムは感動とも驚きとも取れる表情をしてこれをくれるのかと幸田に尋ね、あげると答える幸田。
表情には出ないもののとても喜んでいる様子のブラムは、幸田にこう呟きます。
「そなた…女神か…」
思わぬ方法で、ブラムの協力が得られるかもしれない状況下に持っていく幸田なのでした。
感想
もう心理戦で見ている間ずっと頭使って心臓バクバクで、とんでもない作品ですよ文ストは…(笑)
ワンオーダーを開かないように出来たのは大きいですが、福地視点だと手に入ったのに使えないってイラつきますよね。
そうなると文ちゃんが危ないですよね…
ブラムの様子を見る限りだと何だかうまくいきそうな気もしますが、どうだろう…
ブラムが文ちゃんと冷静に会話できていることもすごいんですけど、あのブラムに普通に話しかける文ちゃんすごい。
でも文ちゃんにあんな出来事があったなんて知りませんでした。
「女の失敗作」だ?
10歳の女の子に何を求めているんだ、あの親父は…
あまりの言葉に思わず眉をしかめたし、口があんぐり開いて仕方なかった。
それでも強い人間であろうと勇気を持って行動する文ちゃんのどこが失敗作なんだか。
腹が立つと同時に悲しくなりました。
あと太宰とフョードルね。
おそらく欧州護衛官を毒殺したのもニコライなんだろうけど、この状況でまだ遊ぼうとしているのが怖い…
太宰は確かに死にたがっていたけど、この状況で死を選ぶなんてあり得ないと思うので何か策があるはず…
太宰と乱歩で何かしら作戦を考えているはずと信じ、太宰の無事を祈ります…
タイトル的に空港でのお話は次回で最後のよう。
どうかブラムが協力してくれてワンオーダー取り戻せて太宰が生き残って探偵社の容疑が晴れますように!!
楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子
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