こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス52話、これだから文ストは油断できないんだ。最後の展開になぜか涙。
文豪ストレイドッグス第52話「凡テノ答へ」
文豪ストレイドッグス52話の簡単なまとめ
乱歩の生放送を聞いて、連行される乱歩を助けるために警察署を飛び出した箕浦は複数の警察官を連れて無事乱歩を助け出します。
箕浦のおかげで探偵社のメンバーと合流できた乱歩は、アンの部屋で敦と鏡花とも合流し、探偵社のほとんどが再会することに。
乱歩は国木田と与謝野に、谷崎と賢治を探すよう伝えるとまたしても単独行動に出ます。
猟犬の福地は、国連の代表から頭を下げられ対テロ機関設立への協力を頼まれていました。
福地がその機関を指揮し、テロリストである武装探偵社を倒してほしいと言う国連の人間ですが、福地は首を縦に振りません。
なぜなら、福地は探偵社がテロリストだとは思っていなかったからです。
この話に乗るかわりに福地が出した条件をおそらく飲んだ国連の人間と共に、動く人工島であるスタンダード島に向かう福地。
演説台に立ち話し始めた福地はテロリストである天人五衰に抗うのだと力説し、対テロ機関の名前を叫びます。
その名も、人類軍。
湧き出した会場から、賛成票が大多数であることが十分に分かる完璧な演説をした福地は控室へと戻ります。
しかしそこには乱歩の姿。
2人は探偵社設立の祝賀会で顔を合わしていたらしく、思い出話もそこそこに本題へ入ります。
乱歩は、ここにきた理由は福沢にそう言われたからだと話し、天人五衰の狙いを福地に伝えます。
6日後に国家を消滅させようとしている天人五衰のボスである神威を倒し、ページを奪うために福地の力が必要だと話す乱歩。
最初は曖昧な反応をしていた福地ですが、福沢が言っていた言葉を乱歩から間接的に聞いた福地は項垂れます。
「福地を信じる」
こうして、福地は探偵社に協力することになるのです。
特別貴賓船、ボズウェリアン号に乗り込み無事スタンダード島を脱出した敦、乱歩、そして福地。
超推理で神威の正体を暴こうとする乱歩ですが、みるみる表情が悪くなり、正体が分ったにも関わらず言葉を発しません。
心配する敦をよそに船にある発煙筒をつける乱歩。
不思議に思う敦。
剣を抜く福地。
「すまない、僕のミスだ」
乱歩は敦に勝ち目はないので逃げ切るよう言い残すと、非常用に持ち歩いていたポウの小説に入り込みます。
なんと福地が、天人五衰のボス、神威だったのです。
つまり目の前の福地は今ページを所持していることになり、それを奪えば全てが終わるのです。
乱歩は戦うなと忠告している。
敦がここで負ければ敦と乱歩は命を落とし、6日後に国家は消滅。
戦う以外に道が残されていないことに気付いた敦は戦闘体制に入りますが、敦も気付かないうちに足を斬られていました。
福地の異能力は、持つ武器の性能を100倍にする能力。
敦は、一人で戦うことを恐れていました。
探偵社が散りじりになった後も敦には鏡花がおり、フランシス、安吾、ルーシーの助けがあってここまできた敦。
孤独に慣れていたはずの敦は、人の温かみを知り孤独を恐れるようになっていたのです。
「発煙筒か。当たらぬはずの予言が当たったか」
そんな敦の元に現れたのは、探偵社でもフランシスでもなく、むしろ敦とは敵対していた相手でした。
芥川。
しかし自分は一人ではないということに、敦はまだ気付いていませんでした。
感想
神威=福地でした…ごめんね、谷崎と賢治…(笑)
でも社長の親友である福地がどうして探偵社を潰そうとしたのかな。
乱歩が言ってた通り、人生がうまくいっている社長が憎かったのかな…親友だからこそ妬んでしまうというか。
自分だけが手を汚したという事実に耐えられなかったのか。
社長が福地を「源一郎」って呼んでいたのも気になります。
実在した福地氏の本名が確か源一郎だった気がするんですけど、おそらくそこと関係があるのかな?
最後の展開はズルすぎました。
泣きました。
自分でも何故これほどまでに涙腺が緩いのか分かりませんが、芥川というところが特に良かったです。
普段は敵対しているものの、今回は敦の助けになってくれる…はずですが、どうだろう…森さんの指示なのかな?
そして、敦が孤独を恐れている描写がとても印象的で興味深かったです。
仲間がいることが当たり前になってたんだね、敦。
温かいところから、急に暗く冷たいところに引き戻されて怖くなるのは当然ですよね。
何としてでも福地に勝ってほしいけど、芥川と2人で倒せる相手なのかなこれ…
今から不安でいっぱいですが、次回は敦・芥川と福地の戦いを楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子