こんばんは、はる子です。
ワンピース44話、泣かないようにしても泣いてしまうのがワンピース。ナミ、これからよろしくね。
ワンピース第44話「笑顔の旅立ち!さらば故郷ココヤシ村」
ワンピース44話の簡単なまとめ
アーロンの支配からやっと解放された村人たちがお祭り騒ぎの中、ナミはベルメールの墓の前で笑顔で座りげんさんとノジコに問いかけます。
「ベルメールさんが生きてたらさ、私が海賊になることを止めたと思う?」
ナミの質問にげんさんは止めただろうと話すも、ノジコは止めないだろうと笑いながら話します。
「もし止めたとしても、あんたが言うこと聞くの?」
ノジコのこの言葉にナミは「絶対聞かない」と返しノジコと笑い合うナミ。
そんな様子を見ていたげんさんはベルメールのことを思い出し、お前らは間違いなくベルメールの子供だと2人に伝えます。
「思い通り生きろ。お前の母親のように」
げんさんはナミの決心が揺るがないことを察すると、ベルメールのように自由に生きろとナミに伝えその場を後にします。
3日間も続いている村の宴にそれぞれが楽しんでいる中、ナミはドクターのもとで腕の手当てをしてもらっていました。
入れ墨は綺麗には消えないだろうと言われたナミは、新しく入れてほしい入れ墨があるとドクターに伝えます。
村人たちは3日間の宴で疲れ果てて眠ってしまい、一人出発の準備をするナミ。
今まで盗んだ金品を全て村に置いていくことに決めたナミは、短い書き置きを用意し部屋を見回します。
ベルメールの写真を見つめ、ベルメールに語るように今までの8年間を振り返りながら自分の決意を改めて言葉にしていきます。
「もう、行くね」
そう呟いて家の外に出たナミの背中を誰かが押したように感じたナミは、一人嬉しそうに笑うのでした。
大量の物資をもらって船に積んでいくルフィたちですが、ナミの姿がどこにもありません。
しばらくすると、遠くから聞こえるナミの声。
「船を出して!」
そう叫んだナミは、村の人たちに別れや感謝を言われることを避けるように船に向かって走り、ナミの気持ちを汲んで帆を張らせるルフィ。
ひたすら走って船まで辿り着いたナミは高くジャンプして船に乗り込むと、ナミの服からは大量の財布が出てきます。
ナミは、走っている最中に村中の人から財布を盗んでいたのです。
島を振り返りみんなの方を向いたナミは、笑顔でこう伝えます。
「みんな、元気でね!」
村中の人々は怒りながらもナミの新たな門出を口々に叫び、ナミの出発を祝っていました。
ドクターはげんさんに、ナミが入れてほしいと見せてきた入れ墨の絵を見せます。
そこには、みかんと風車を模した入れ墨の絵。
ノジコがげんさんに風車はどこにやったのかと聞くと、もう必要ないと呟き過去を思い出すげんさん。
げんさんが風車を頭につけていた理由、それはまだ幼いナミの笑顔が見たくてつけていたものでした。
思い切り笑えるようになった今のナミに、もう風車は必要ありません。
最後にベルメールの墓を見つめるナミ。
そこには一つのみかんが供えられており、げんさんの風車がナミの新しい出発を応援するようにカラカラと回っていました。
感想
大感動の回でしたね、ナミのお話編。
アーロンも無事倒し、村は再び平穏な日々を取り戻すもそこにナミはおらず、それでもナミの門出を祝う村人たち。
別れの仕方がナミらしいなと思うと同時に、これまで登場していた点と点が線になっていくのがもう泣くしかなかった。
げんさんの風車の意味を最後に知らせることで、見ている人を号泣させるワンピース。
あんなの泣くしかないですよ…
新しく入れた入れ墨がみかんと風車なのも、ココヤシ村と共にありたいというナミの気持ちが見えるようで微笑ましかったです。
そして小さなことかもしれませんが、ルフィがナミの気持ちを汲んですぐに船を出航させたことにも涙腺が壊れました…
もう二度と会えないかもしれない別れがこんな形でいいのか、と考えるのが一般的な考えかもしれない中でのこれ。
仲間の意を汲んであえて船を出したルフィを見て、改めてルフィという人物を知ることができた気がします。
ルフィ海賊団に正式にナミが入ったことで、また新たな旅が始まりましたね。
それぞれが自分の夢のため、目標のために行動を共にして旅をしていく彼らを純粋に応援したいと思いました。
しかし。
賞金首になるかもしれない彼ら。
これからどうなるのか、次回からより楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子