こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス40話、まさに武装探偵社設立に当たっての最初のきっかけを見ることができた回。
文豪ストレイドッグス第40話「探偵社設立秘話」
前回のあらすじはこちら:
文豪ストレイドッグス40話の簡単なまとめ
パトカーに乗る乱歩は、自分が警察署には向かっていないことを最初から分かっていたようでした。
その上で今回の事件についての推理を警官に披露していく乱歩。
紳士風の男は有機溶剤で気絶させられ、ホールにあった絨毯のうちの1枚に包まれてステージまで運ばれたと話す乱歩。
脚本家は既に死んでおり、そもそもが脚本家も主役俳優もただのコマだったのだと乱歩は言葉を続けます。
そして、乱歩は警官にこう話しかけるのです。
「服から有機溶剤の臭いのする警官さん」
一方福沢は、警官の名前が三田村だということは判明したものの、特に手がかりになるような情報は得られませんでした。
しかし外に出て、乱歩がパトカーに乗る際にぶつかった看板の存在に気付くと、その足に名刺が敷かれているのを見つけます。
裏には、
「真犯人は三田村。杖を探して」の文字。
福沢は、乱歩が1人で犯人の車に乗り拠点に向かっているということに気付き、乱歩の指示通りに杖を見つけるのですが、中に発信機のようなものを見つけると、ある人物に電話をかけます。
福沢は、秘書殺しで捕まっている織田作の元へ行くと、乱歩が捕まっているであろう組織の拠点で思い当たる場所を教えろと話します。
福沢が「V(ブイ)」という名前をあげると織田作は関わりたくないようでしたが、織田作の罪を正当防衛と証言すると福沢が話すと、そこまで救いたい部下がいるということが少し羨ましいといい、拠点だと思われる場所を教えてくれます。
乱歩が三田村に銃口を突きつけられたその瞬間、拠点を聞いた福沢が1人乗り込んできてあっという間に見張りも三田村も制圧してしまいます。
助けてもらった乱歩は「全てが自分の計画通り」だと笑うのですが、そんな乱歩の頬を福沢は叩きます。
驚く乱歩に福沢は真剣にこう言います。
「勝負の賭け金に自分の命を乗せるのはやめろ!」
「お前はまだ、子供なのだぞ」という言葉を聞いた乱歩は泣き出し、ごめんなさいと何度も呟きながら福沢に抱きついてしまいます。
そして、1年後。
福沢と乱歩は夏目漱石と会っていました。
福沢は乱歩と2人で探偵社を設立しようと考えており、異能力者が開業するときに必要な「異能開業許可証」を手に入れるため、夏目の力を借りようとしていました。
夏目は「楽な道ではない」としたものの、2人に力を貸すことにしたようでした。
こうして2人は「武装探偵社」になるまでの第1歩を歩み出したのです。
「そして再び、舞台は現代へ」
感想
まず最初の疑問は「V(ブイ)」です。
しかもブイではなくファイブだとフョードルが登場して言っていました。
この頃からフョードルは目をつけていたということ…?
異能力者を駆逐すべく結成された異能力者組織、というのは変わらず現在のフョードルも同じですよね?
フョードルは世界で1人だけの異能力者になりたいのかしら…分からない…
あと杖の中にあった発信機。
あれは異能力者証人保護プログラムで使われるもののようでしたが、杖の持ち主が夏目だとすると、当時夏目は保護されるべき対象、つまり殺される可能性のある人物だったということですよね?
夏目の異能力は誰にも把握されていないという描写があった気がしますが、保護対象になるということは敵対組織にとって存在自体が困る、ということなのか…
深掘りしようとするとどんどん深掘りできてしまう気が…(笑)
あとは何と言っても、社長が乱歩を叩いたシーン。
命を奪ってきた社長が言うからこそさらに言葉に重みを感じたのですが、乱歩は「まだ子供なんだから」という言葉で泣き出してしまったように感じました。
今まで色んな意味で子供扱いされずにきた乱歩が、初めて大人に「子供として」怒られたことで、嬉しくて、でも悪いことをしてしまって申し訳なくて、叩かれて痛くて…
色々な感情が溢れて泣いてしまったように見えました。
乱歩にとって社長はお父さんみたいな存在なのかな。
そして私の理解力の問題がまた現れるのですが、一言だけ…
紳士風の男=夏目ですよね…?(笑)
次回からは再び現代に戻るようなので、太宰や敦やみんなとも会えるのかな?と期待しております。
目下の悩みはフョードルですが、これから武装探偵社はどう動いていくのか。
武装探偵社の一員(身の程知らず)としてこれからの戦いに備えたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子
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