はる子の趣味部屋

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文豪ストレイドッグス見てみた29

こんばんは、はる子です。

 

文豪ストレイドッグス29話目、なんだか切ない気持ちになりました…

 

文豪ストレイドッグス第29話「咎与うるは神の業」

 

今回の簡単なまとめ

少し前にギルドの白鯨を落とそうとしたフョードルが登場します。

ポートマフィアに捕まっていましたが、その相手をポートマフィア幹部のA(エース)が担当することに。

エースはポートマフィアを裏切るためフョードルに話を持ちかけますが、フョードルの方が何倍も上手でポートマフィアの異能力リストを奪われてしまう…というのが今回の簡単な流れになります。

 

文豪ストレイドッグス29話登場人物について

 

今回のエピソードで死んでしまうのですがご紹介。

 

ポートマフィア幹部 A(エース)

異能力「宝石王の乱心」。

人の命を同等の価値ある宝石に変えるというものです。

フョードル・ドストエフスキー氏の作品に「賭博者」という作品があるのですが、賭博で身を滅ぼしていく人々が描かれているとあったので、おそらくですが「賭博者」が元になっているのかな?と思いました。

※完全に個人の感想です、ご了承ください。

 

フョードルについて

フョードルは一度紹介しましたが、彼は地下盗賊団「死の家の鼠」の長のようでした。

彼の異能力「罪と罰」の内容ははっきりとは分かりませんでしたが、フョードルが相手の顔に手の平をかざすと、その相手は出血して命を落としていたので、触れずに人を死に至らしめる異能力なのかもしれません。

 

エースについて

ポートマフィアの幹部ですが財力で這い上がってきた人物のようでした。

森鴎外の首を取りたいエースはフョードルに協力するよう持ちかけるのですが、自分が得意とするギャンブルで見事に負けてしまうという失態。

フョードルに最初から踊らされていたエースは、フョードルの嘘の異能力を信じてしまっていたんですね。

フョードルは意識と空間を操ることができると言っていたので、自分がフョードルの意識の中にいると思い込み、そしてその空間から抜け出し現実世界に戻るには自害だと思い込んでしまっていたようでした。

エースがいた空間は紛れもなく自分の空間だったにも関わらず、少しのトリックでギャンブラーな彼は騙され、自分のギャンブルに対する力を信じた結果エースは自らその命を絶ってしまったように見えました。

 

謎の少年

エースの部下である少年が謎だったのですが、エンディングを見る限り名前は「カルマ」のようですね。

エースの部下とは言いますがほとんど奴隷に近い気がします。

エースは自分の部下に宝石付きの首輪をつけて管理し、気に食わなければ異能力を発揮して宝石に変えるような人間ですから…

カルマも最後はフョードルの異能力によって命を落としてしまう人物なのですが、心なしか彼が喜んでいるように見えました。

カルマの過去はさらっと流されていましたが、幼い頃に人買いに売られてから転々としてポートマフィアに流れ着いたと言っていました。

まだ若く見えたのにいろんな場所を転々とし、ポートマフィアに流れ着いたもののエースの奴隷となってしまった。

カルマの人生を考えると少し胸が苦しくなります。それでも精一杯生きている彼を応援してみたかった。

 

フョードルの目的

フョードルがわざわざポートマフィアに捕まってまでしたかったこと。

それはポートマフィアの異能力リストを手に入れることにあったようです。

もちろん、ポートマフィアのトップ森鴎外の異能力も記されている、とフョードルは言っていました。

そしてフョードルはポートマフィアを倒し、探偵社も倒すつもりのようでした。

一難去ってまた一難とは…フョードルの真の目的は本当にポートマフィアと探偵社を潰すことなのかが気になりますし、ギルドのナサニエルがフョードルとどんなやり取りをして共にいるのか気になるところです。

 

感想

初めましてのエースがすぐに消えたことを考えても、今回はフョードルの強さやどんな人物なのかを教えてくれた回だった気がします。

個人的にはカルマのことが頭に残っていますが、それと同じくらい気になるのはやはりフョードルですね。

地下盗賊団とはなんぞや、というところとフョードルの真の目的とはなんぞや、というところです。

ギルドのフランシスも生きている可能性があるし、ラヴクラフトの倒し方は分からないし、フョードルも登場するし探偵社は忙しくなりそう…

とはいえ太宰と中也の過去編も終わり、ギルドとの戦いも一時休戦のような形で終わっているので、次回はほんわかした文ストが見たいですね!(笑)

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子