こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス10話目に突入しました。
今回でひとまず一段落つくのかな?それにしてもやっぱり人虎のパワーと芥川の過去が興味深い。
今回は最後の最後で新しい組織と人物が登場しましたね。
文豪ストレイドッグス10話登場人物について
能力者集団「ギルド」
団長フランシス・F
もしかしてと思って調べたら、おそらくモデルにしているであろう実際の人物がいました。
フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド氏。フランシス・Fですよね。
アメリカの小説家のようです。
ウィキペディアのページが日本語で分かりやすいかなと思ったのでそちらを参考にさせていただいたのですが、彼の代表作が「グレート・ギャツビー」なんですね。
だから作中のフランシス・Fの異能力名が「華麗なるフィッツジェラルド」なんだと納得しました。(笑)
ついに日本人以外の方が登場して少しワクワクしてしまった。
でも今回では全く触れていないので今後知ることができたらいいなと思います。
文豪ストレイドッグス第10話「羅生門と虎」の感想
太宰と中原は元相棒だったかと思いますが、どうやら太宰がわざわざ捕まったのには理由があるようでした。
人虎に70億もの大金を懸賞金として差し出すのはどんな人物なのか。
これが気になっているようでしたね。
太宰は全ての異能力を無効にすることができますが、格闘術ではそこまで強くないんですかね?中原にボコボコにされていましたが…
「五大幹部会」なるものが急遽開かれることになっているらしく、しかもその理由を作ったのは太宰のようです。(笑)
太宰が死んだら組織の秘密が全部バラされるよ
という手紙を幹部に出していたんですね…抜かりない太宰…
もし幹部たちが捕まれば、例の秘密のおかげで100回は死刑にできるそう。
幹部会で太宰の処刑が決まったとして、中原が今ここで自分を殺したら私刑となり背信問題になるよと脅す太宰。
中原は太宰を殺すのをやめましたが、そこで初めてこの一連の流れが太宰によって作られていたものだと知り怒っていましたね。(笑)
鎖を外したのが中原本人だとバレたくなければ人虎に70億かけた人の情報を教えろという太宰に、中原は通信保管所に記録を残しているはずだと教えていました。
まあ、太宰は予想していたみたいですけど。
最後の内股歩きのお嬢様口調の中原、面白かった…(笑)この2人の関係性も国木田に負けて劣らず面白いですね。
一方敦(親近感が湧いてきた)は海の上に浮かぶ船の上で目を覚ましますが、芥川にはどうやら敦や鏡花のような過去があったような気がします。
もしかしたらそれ以上に酷い扱いを受けていたのかも。
しかも人虎である敦に対しての嫌悪感が凄まじいですよね。
何でなのかなあと思っていたのですが、芥川と敦の戦いでその理由が分かったような気がしました。
敦を助けようとした鏡花の首をしめ「無価値な人間に呼吸をする権利はない」という芥川。
鏡花は船に爆薬を仕掛けていたようで、彼女がスイッチを押すと複数箇所で爆発が始まります。
国木田も追いついて船の横に高速艇をつけ敦が乗り込むのを待っていました。
しかし芥川の「無価値な人間に呼吸をする権利はない」という言葉に対して鏡花が「そうかもしれない」と言ったことで、過去に自分もそう思っていた時期があったにも関わらず自分を助けてくれた太宰や探偵社のみんなのことを思い、鏡花の元へと助けに行く敦。
国木田の「走れ、走れ敦」が「走れメロス」に聞こえて勝手に震えていました。(?)
さて、ここから芥川と敦、つまり「羅生門と虎」の戦いが始まるのですが、どうやら敦は腕と足なら虎化できるみたいでしたね。
それでも芥川の方が強かった。
敦が何度体を貫かれても死なないのは人虎の力なのでしょうか。
途中、敦が芥川の顔にクリティカルヒットパンチ(勝手に名前つけただけ)をお見舞いした際に芥川の過去が映し出されましたが、太宰、格闘術とまではいかないが強くないか?
それとも芥川が極端に弱かったのか。
芥川が鏡花を拾った理由もそうですが、ポートマフィアという組織は基本は異能力者は孤児だったり貧困に苦しんでいる人たちの中から選んでいるんですかね?
芥川にもそのような描写がありましたし。
しかしそうなると太宰の過去も気になります…気になることだらけ…
そして数話前くらいから気になっていたこと。
芥川、実は太宰のことを尊敬というか、慕っていたのでは?疑惑。
太宰が敦のことを強いと言ったことに対して腹を立てているように見えたんですよね。
しかも戦ってみたら別にそれほど強くないのに!ふん!みたいな印象を受けたんですよ。
「あの人にあのような言葉、2度と言わせぬ」
この芥川の言葉の意味合い的には上記の疑惑か、もしくは心底嫌いかだろうなと思ったんですけど、嫌いな人が人虎を誉めたことで腹が立つのかな?とも思うし。
個人的には実は芥川は太宰を慕っていたのでは疑惑を推しています。(笑)
結果的に、鏡花を殺人に利用したことを「価値を与えただけ」と言った芥川は敦の怒りに触れてしまいぶん殴られて海に落ちるのですが、敦の言葉が優しすぎてまた涙腺が緩みました。
「人は誰かに生きていいよと言われなくちゃ生きていけないんだ、そんな簡単なことがどうして分からないんだ!!」
鏡花にかけるべき言葉は他にもっとあっただろうという敦の優しさと、そんな言葉をかけられたことがおそらくない故にそんな言葉が出てこなかった芥川の対比がとても好きです。
意識のない敦を鏡花が運び、爆風で海に投げ出されたところを国木田が高速艇で拾うのですが、国木田の口元が笑っているのを見て思わず私も微笑んでしまった。
そして最後のフランシス・F。
彼のいう「約定の地」とはなんぞや。
また新たな謎が登場しましたが、芥川の過去も人虎の力も、太宰の過去も国木田との関係性も、まだまだ知りたいことがたくさんあります。
少しずつ紐解いていけたらいいなと思いますね。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子