こんばんは、はる子です。
ワンピース236話、どんどん麦わら海賊団がバラバラになっていく…
ワンピース第236話「ルフィvsウソップ!ぶつかる男の意地」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース236話の簡単なまとめ
ルフィとウソップの決闘が始まるも、最初はウソップのペースに飲まれてしまうルフィ。
ケチャップ星で血を吐いたように見せかけて心配させ、その隙に次々とウソップ特有の攻撃を仕掛けていきます。
ウソップはルフィの足元にまきびしを巻いたので、その上に落ちるたびに痛そうにするルフィは全く攻撃できません。
ルフィは逃げ惑う一方で、ルフィを倒すために攻撃の手を一切止めないウソップ。
腐った卵を投げつけられていたルフィは、そのにおいで辺り一面がガスで充満していることに気付きませんでした。
ウソップの必殺技、火炎星を放つとルフィはおろかメリー号も揺れに揺れ、爆風と共に辺りが炎で包まれてしまいます。
そして大波を浴びたメリー号の目からはまるで涙が流れているかのようで、二人の決闘を悲しんでいるようでした。
それでも戦いをやめない二人。
ウソップは再び攻撃を始めるも、ルフィのゴムゴムのピストルが初めてウソップに当たり、ウソップは吹き飛んでしまいます。
次にゴムゴムのバズーカをお見舞いしようとしたルフィですが、インパクトダイアルで攻撃を吸収され、ルフィ自身に攻撃が当たってしまう事態に。
インパクトダイアルを使ったウソップも腕に強烈な痛みが走り、その痛みに顔を歪めます。
しゃがみ込んだウソップとは違い、それでも立ち上がっていたルフィ。
「ゴムゴムのブレット!」
ルフィの攻撃はウソップにもろに入り、血を吐いて倒れるウソップ。
へたり込んだルフィは「お前が俺に勝てるわけねえだろうが!」と叫び、ゆっくりと立ち上がると落としていた麦わら帽子を被ります。
メリー号は好きにしろ、新しい船を手に入れて俺たちはこの先の海へ進むとウソップに言い残すルフィ。
メリー号へと戻ったルフィは「重い…」と苦しそうに呟くも「船長なら迷うな」と喝を入れるゾロ。
チョッパーはサンジに忠告されたもののウソップを見捨てることはできず、治療に必要な薬などを置いて泣きながら戻ってきます。
船を明け渡そうと呟くゾロのそばで麦わら帽子を深く被り涙を流すルフィと、地面に倒れながらも涙を流すウソップ。
こうして決闘は終わり、メリー号はウソップに引き渡すことになる麦わら海賊団なのでした。
感想
ルフィの言う通り、重いな。
ゾロだけは一貫して落ち着いた様子で決闘を見守っていたし、ルフィの決断を尊重していてさすがだなと思った。
だからこそゾロはルフィに「迷うな」と言ったんだろうけど、ルフィも船長としての判断の重さに耐え切れていないようだった。
だからと言って優しく寄り添うわけではなく、あくまでお前は船長だろ、俺たちは船長についていくだけだとルフィに役割を教えているようにも見えた。
最終的な決断は船長であるルフィが行い、ゾロたちはその判断を信じてついていく。
それが麦わら海賊団の冒険にはつきものだった。
そしてその判断は今まで間違ったことがなかったのもあり、少なくともゾロは感情を抜いてルフィに従うという判断をしたように思えた。
そこに感情を含めばゾロだってウソップと離れるのは寂しいだろうと思うよ、でもそういう決断の時に感情を含めてしまうと冷静な判断ができないよね。
メリー号のためにはどうしたら良いのか、ウソップはどうしたら納得してくれるのか。
色々と考えた結果、ルフィはメリー号とのお別れを選び、決闘で勝ったにも関わらずメリー号はウソップの手に任せた。
ウソップ以外は新しい船で冒険を続け、別々の道を歩むことになろうともウソップの気持ちを尊重したようにも見える。
綺麗な別れなんて、別れるという行動をする中でそうそうないものなのかもしれない、と考えさせられた。
ただウソップがこのまま麦わら海賊団から離脱するとも思えないので、まだ何かが起こるのではないかと期待してしまっている。
ロビンのことも気になるし、このままウソップとお別れなんて嫌だよ。
次回「激震水の都!狙われたアイスバーグ!」…?
え、ウソップとの話は一旦これで終わりということ?
アイスバーグは誰に狙われるの?
頭も心も落ち着かないまま過ごすのか…
来週まで楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子