こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス32話、まさにフィッツジェラルド・ライジングな回でした。最高。
文豪ストレイドッグス第32話「フィッツジェラルド・ライジング」
文豪ストレイドッグス32話の簡単なまとめ
冒頭はギルドのルイーザから始まります。
擂鉢街をうろついていたルイーザですが、そこにいた理由は1つ。フランシスをギルドの長として復活させるためでした。
フランシスは、生きていたのです。
フランシスは、自分が助かった理由として妻が助けてくれたと話していました。
全財産を敦と芥川との戦いで使い切り、白鯨から落ちていくときに結婚指輪が消費されたことで体が強化されたようでした。
自分は全てを失った男だといい、ギルドに戻る気はないことをルイーザに伝えるフランシス。
しかし、ルイーザが擂鉢街の男たちに囲まれているのを見て、助ける代わりにルイーザの願いを叶えることを約束したフランシスは、早速行動に出ます。
フランシスの目的は「本」を手に入れることでしたが、そのために異能特務課の協力は必須だと考えたフランシス。
しかしただ買収するのではなく、いっそ内務省そのものを買い取ってしまおうという算段でいるつもりのようで、その必要経費、500億ドル。今のレートで見てみると、約7兆円。
ここでルイーザ本人の口から聞けたのが、ルイーザの異能力「若草物語」は個室で考え事をするときのみ、時間の流れを8000分の1にする能力だということです。
この異能力を使って、ギルドの全作戦を考えていたんですね。
フランシスはT・J・エクルバーグ博士という、セキュリティ会社のエンジニアに会いに行っていました。
博士は人物識別システム「アイズ・オブ・ゴッド」を生み出した人物で、フランシスはそのコードが欲しいと言い出します。
博士は同僚殺しの罪を背負っているようでしたが、本人には明確な記憶がないようでした。
フランシスはセキュリティ会社まで出向き、会長に直接「部下を無罪にしてやる代わりに成功報酬として10万ドルよこせ」と話しますが、会長はそれを拒否。
フランシスは会長が何か知っているとにらみ、なんとギルドのポオを使って探偵社の乱歩に事件を解決させるよう仕向けたのです。
すると事件は思わぬ方向へ。乱歩は犯人は会長だというのです。
その事実を知ったフランシスは会長の元へと行き、事件の真相を伝え、40万ドル渡すよう会長を脅します。その金を受け取ったら全てを忘れて黙っている、と。
会長は、フランシスが自分と同じで金に目がないと考え、その場で40万ドルの小切手を渡してしまいます。
これで安心だと思っている会長に突きつけられた現実。それは、フランシスが法廷に乗り込み、先ほどの会話の録音と実際にもらった小切手を見せるという現実でした。
自分を有罪にはできないぞ、と言う会長にフランシスは「そんなつもりはない」と話します。フランシスは、法廷にいた人間が会長の悪事をネットで暴露することで、会社の株価が暴落することを待っていたのです。
最終的にフランシスが手にする金額は4億ドルになる算段だったようです…
フランシスはいつの間にかセキュリティ会社の代表になっており、エクルバーグ博士も無事に裁判が終わり会社に戻ることができたようでした。
感想
フランシス、復活。
あっぱれ。
この一言以外にぴったり合う言葉ってありますか?
ポートマフィアの森もそうですけど、どの組織の長もあっぱれですよ。
成金感がして好きとか言っていましたが、それ以上の存在でした。訂正します。
気付かないうちに代表になっているし、気付いたら大金を持っているし、今回の件でフランシスがすごく好きになりました。
そして実力、能力などが備わっている人間や部下を守る姿勢なのも、個人的には気に入った点です。
探偵社としてはギルドが復活するのは喜ばしくないことですが、個人的には強敵が1つ復活してくれてワクワクしています。
最後のフランシスの言葉と、途中に登場したフョードルを見て思ったのが、もしかするとフョードルも「本」を狙っているのか?という点です。
フランシスが本の争奪戦という言葉を口にしたのですが、その意味は本を求めて複数が戦うことになるわけで。
その本が何なのか分からないとこの先の展開も読めませんが、もしギルドやフョードル、そしてポートマフィアまでもが欲しがっているとなる場合、かなりまずい代物なのかな?
本の正体を早急に知る必要がある気がします…
あっぱれフランシス、復活!というところで終わりにしたいと思います。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子