はる子の趣味部屋

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進撃の巨人について語りたい75

こんばんは、はる子です。

 

今回も、進撃の巨人について語りたいと思います。シーズン4ファイナルです。

前回は、ジークの壮絶な過去を知ることができましたがリヴァイと一緒に雷槍で吹っ飛んだところで終わりました。

シーズン4最終話、どう終わるのか。

いきましょう。

今回のタイトルは「天地」です。

 

エピソード16について

冒頭では、リヴァイたちの近くをフロックやハンジたちが通っていることが分かる描写がありました。ハンジ以外は落雷だと思ったようですが、ハンジはその音が雷槍のものだと分かったようでした。

リヴァイの姿はまだ見えず、ジークは上半身だけになっておりほぼ死にかけていたのですが、そこへ巨人が現れて自分の腹を裂きそこへジークを入れます…え、なぜ…

頼むからリヴァイ生きていてくれ

 

真の目的

シガンシナ区にてイェレナとオニャンコポンたちは再びピクシスたちと食卓を囲んでいましたが、前回と同じようにはいきませんでした。

兵士たちはそれぞれ腕に色のついた布を巻いており、白い布は早々にイェーガー派に移った者、赤い布は知らずに脊髄液を飲んでしまい服従させられている者、黒い布はただただ何も知らずにワインを飲んで一緒に脊髄液も飲んでしまった兵団の者となっているようでした。

ピクシスの腕には黒い布が巻かれていました。

もともと小規模の地鳴らしを発動させて島を守る手筈だったはずが、「最初から私たちとジークをただ信じていればとうに世界は救われていたというのに」とイェレナは言うのです。

 

救われるのはこの島だけではないのか?

 

ピクシスの言葉に少し黙り込むイェレナでしたが「全てが遅い」と口を開きます。

 

ジークは十分あなたたちを待った。その慈悲に対し、あなたたちは寝首をかこうと応じた。ジークは世界を救う神でありますので、罰がくだることでしょう

 

イェレナの真意

一方アルミンたちは牢に入れられていますが、ジャンはアルミンとミカサにエレンとの話し合いはどうだったのかと聞いていました。

特にアルミンはエレンにタコ殴りにされていたので気になりますよね。

アルミンは、エレンがミカサのことを言葉で傷つけたから先に手を出して、エレンに殴り返されたと話します。

この話にコニーとジャンは対極的な反応を示していました。

コニーはエレンのことを「クソ野郎」と言っているのに対し、ジャンは何か意図があるのではないかと考えたのです。

 

やつが正気だとしたら何の意味もなくそんなことをするとは思えない。何かそこにやつの真意があるんじゃないのか?

 

ジャンは本当に現状を客観視することに長けていますよねえ。この状況でもエレンに腹が立たないのは立派だと思います。…いや、コニーが立派じゃないとかではなくね。(笑)

そこへイェレナとオニャンコポン、そしてニコロを裏切ったグリーズという男がやってきます。

ジャンはここでも頭をフル回転させ、本来のアルミンの役割を果たしているような感じがしました。

イェレナたちの真の目的は自分たちの祖国の復讐だったんだろというのです。

なるほどそう考えることもできるなと思いました。要するにパラディ島のエルディア人たちは使い勝手の良い駒だった、というところでしょうか?

オニャンコポンは「島を発展させただろ」と言いますがここで会話に参加したのはニコロでした。

「お前らが快適に暮らすためにだろ?」と言うのですが、ここでニコロに反応したのがグリーズ。2人は言い合いになりますが、グリーズいきすぎた。

 

悪魔の末裔の芋くせえ女なんぞに鼻の下伸ばしやがって

あの売女が死んで正気に戻るかと思った俺がバカだった

 

これをサシャの両親にも言えることがもうバカですが、こいつは私を怒らせました。サシャを侮辱するのは許せない。

ですがこのクソバカクソ野郎(言葉遣いはリヴァイのせい)を黙らせたのはイェレナでした。

グリーズの頭を1発ぶち抜くと「彼の非礼をお詫びいたします」と言うのです。

イェレナの真の目的は世界から憎しみの連鎖を断ち切り、エルディアとマーレをも救うことだと言い出します。

おそらく安楽死計画のことを言っているのだと思いますが、そもそもで申し訳ない、イェレナはエルディア人ということで良いんですよね…?

マーレに祖国を奪われたということはマーレ人でないことは確かですが、ジークを崇拝しジークもいくらかイェレナを信頼していると思うので、おそらくエルディア人だと思うのですが…イェレナの立ち位置が分かりません…

 

ピークの策略

場面は変わり、ガビの元へやってきたエレンでしたが、そのすぐあとに入ってきたのがピークでした。やっと登場しましたね。

最初はエレンに銃を向けガビにもライフルを構えるよう言ったピークですが、話を聞いていくうちに段々と私の中では不穏な空気に。

なぜなら、ピークがエレン側につこうとしたから。

 

絶対にない、完璧にない。

 

私は自信を持って言い切れるほどピークを信用していません。だって彼女、賢いもの。

ここでエレンの味方と言っておいた方が良いに決まってますもん。

ピークの表情を見ていると一瞬「本当にマーレを倒してエルディア人の解放を望んでいるのか?」と思ってしまいましたが、ないない。

ですがガビはそんなピークの言葉を信じて混乱していました。

 

私たちは何のために戦ってきたの?

 

本当にねー…最初からエルディア人同士で戦う必要なんてなかったのに、愚かな先祖のせいでこんな状況に陥るなんてね。

どう足掻いても名誉マーレ人なんてものにはなれんのだよ、ガビ。

君はエルディア人で、ユミルの民で、巨人になれる人種なのだよ。ここだけはピークに同意。だからこそ一瞬信じそうになってしまったよ。

 

私たちはマーレに用済みとされていずれみんな殺されるの。善良なエルディア人であることを証明し続けても私たちが解放される日は来ない。私たちは、私たちの力で人権を勝ち取るしかないの

 

これが私がずっと考えていたことです。マーレ人ってかなり悪どい手を使うと思っています。エルディア人なら子供だろうが兵器にするような人間たちです。

自分たちの国を大きくすることしか頭にない。そんな人たちが作った「名誉マーレ人」なんて意味ないんですよ。

でも小さい頃からそう教えられてきたガビたちは、努力して名誉マーレ人になろうとする。

酷い目に遭いたくないから。生きていたいから。そこに漬け込むタイプの人種だと個人的に思っています。

まあ、だからと言ってエルディアが世界にしたことが正しいのかと聞かれたら違うと思いますがね。

エレンが仲間であることを証明しろと言うと、ピークはこの建物の屋上に行ったら侵入者の場所を教えることができると言います。

いや、絶対嘘やん。なんで信じるんエレン。この人賢いんだよ。無策で1人で来ないよ。どうなるんだと思っているところで、場面は再びアルミンたちに戻ります。

 

暗殺化計画

イェレナは、アルミンたちに安楽死計画の内容を話していました。

イェレナが正直に話すとは思っていなかったし、何ならこれはエレンの口からちゃんと聞きたかったと思いました。

この話を聞いたときも反応したのはジャンでした。

ユミルの民が消滅するまで人口が減り続けたら、国の晩年は老いぼれしか生き残らなくなり、他国が乗り込んでくるだろうと言うジャン。

私ここ理解できていないんですけど、今いる子供たちがジャンの言う老いぼれになるまで生き続けたあと、エルディア人は消滅するのに国とか心配する必要あるんですかね?

え、バカですか私…?

イェレナの言うことを整理すると、つまりは13年ごとに継承していくために必要な人間を確保して、ヒストリアのお腹にいる赤ちゃんが寿命で死ぬまで乗り切りましょうということ?合ってます?

イェレナは、巨人によって長い間苦しめられてきた全人類を救うのがジークとエレンだと考えているのですね。だから神だと。本当、先祖はなぜ今まで長い間この考えに至らなかったのでしょう。

ここで聞こえてきたのはアルミンの嗚咽。アルミン、泣いています。ここで耳を疑う言葉をアルミンから聞くことになります。

 

そのような尊いお考えがあったとは…感動いたしました

 

え?え、なに?どういうこと?感動?他の人たちは泣いていないし、コニーなんて困惑した表情でアルミンを見ているけど…あれ?私コニーと一緒?私とコニーだけ分かってないの…?

アルミンの意図が分からないままピークの侵入の知らせを聞いて慌ただしくなるイェーガー派。

エレンはピークたちと屋上へ向かっていましたが、ピークとガビはここでファルコが脊髄液を飲んでしまったことを知ったようでした。

ふと思ったのは、これジークに言わないとジークが叫んだらファルコも巨人になっちゃいません?

そしてそもそもの話でピークもこの話題を持ち出していましたが、

 

ジークの脊髄液って、なに?(笑)

 

なぜジークの脊髄液には人間を巨人にする力があるの?王家の血を引く人間の脊髄液にはそういう力があるの?それともジークだけなの?

エレンは知っているとも知らないとも取れる反応でしたし、そこも気になる点ですよ。

 

屋上に着き、エレンが侵入者の場所をピークに尋ねると、やはりなという反応をしたピーク。

ゆっくりと指を突き出すと、エレンを指差し

 

「そこ」

 

次の瞬間エレンの足元から飛び出す顎の巨人。

エレン、予想外だったのかその場で巨人化。

イェレナとオニャンコポン、びっくり。

私は「やはりな、くそう」と顔を歪める。

アルミンは「始まったんだ」と呟く。

私すっかり忘れていましたが、ピクシスもワイン飲んでいるじゃないですか。ピクシスにここでワインを飲ませるために酒飲みの印象を刷り込んでいたのかなと考えてしまって勝手に鳥肌が立っていました。

そうじゃなきゃピクシスほどの人間が、信用できない人間からのワインを飲むだろうかと思いまして。

そんなことより、ピクシスが巨人になる姿なんて見たくない…

 

ピークが「私はマーレを信じていない。私は一緒に戦ってきた仲間を信じている」と言い空を見ると、そこには飛行船。

飛行船の中にはマガトはもちろんライナーやコルトの姿もありました。

 

「こいよ、ライナー」

 

エレンのこの言葉で、シーズン4エピソード16が終了します。

 

シーズン4最終話、終わってしまった…

ちょっと語りたいことがありすぎてですね、また次回のブログで語ると思うのですが、取り急ぎ言いたいこと。

リヴァイ、無事?

大事なことなので大文字ですよ…リヴァイの描写が全くないなんて前回見終わったあと思ってもみませんでした。

とにかくリヴァイが無事なこと、ハンジが何かしら行動を起こしてくれることを願っています。

そして、最終話。

アルミンたちもエレンとジークの真の目的を知り、アルミンは涙を流していましたね。その涙の理由が本当にアルミンが言った通りなのか分かりませんが…

そして、ジークの脊髄液。なぜジークだけがこんな強大な力を持ってしまっているのか。

進撃の巨人は本当に細かい部分にまで謎が潜んでいて1度見ただけじゃ理解できないことが多いんですよ。…私だけ?

今回たくさん使ってしまっている単語「そもそも」ですが、そもそもこれから始まるであろう戦いが無意味に感じるのは私だけですか?

ジークとエレンの目的がエルディア人が子供を生めなくすることなら、世界各国からしてみてもプラスになるのでは?だって巨人は滅びるのですぞ?

それとも巨人は兵器として使いたいから何としてでも死守したいのですかね?

だとしたらどこまで勝手な世界各国なのでしょうか。

本来ならばそんな扱いを受けているエルディア人が一丸となって世界と戦う姿が見れるはずなのに、なぜかエルディア内で分裂してよく分からない構図になっている。

まあ色々と書きましたが、今回でシーズン4が終了しました。

そして、シーズン5に入り、そのあとはみなさんも待ちに待っているであろうファイナルのファイナルが放送されますね。

終わってほしくないと思う反面、パラディ島の人類に平和が訪れてくれることだけを願っています。

世界が平和になってくれたらそりゃ嬉しいですけど、マーレがいる限り難しい気がしています。(笑)

記憶を消され、自分たちの出自を知らないまま巨人に襲われ、巨人が自分たちと同じ民族だと知り、世界中から攻められることになったパラディ島のエルディア人たち。

彼らが平和で、子供も生むことができ、これからも幸せに生きていくことができるような将来を信じています。

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子