はる子の趣味部屋

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進撃の巨人について語りたい71

こんばんは、はる子です。

 

今回も、進撃の巨人について語りたいと思います。

前回は、ファルコとガビ、そしてカヤの話を見ることができましたね。

個人的に前回カヤがガビに対してした話は真理だと思っています。それにガビが気付いてくれたらいいなと思いますね。

そして最後にライナーがいますぐパラディ島に奇襲するべきと言っていましたが、今回どうなってしまうのか。

いきましょう。

今回のタイトルは「導く者」です。

 

エピソード12について

冒頭はアルミンがアニのいる部屋にいて、アニに触れようとしているところから始まります。

アニに触れようとするアルミンを止めたのはヒッチでした。ヒッチ、大人の女性になっていましたね。

今回はアルミンやアニが登場するのかな?と思わせられる冒頭です。

 

世論

ヒッチに渡された新聞を読んだアルミンは、どの新聞もエレンを解放するべきだと言っていることに驚いている様子でした。そして兵団を悪く言っているものが多かった。

「兵団は民衆の満足いく回答を何も言ってくれないしね」とヒッチは言いますが、アルミンは「ジークの存在や地鳴らしの件を明かすわけには…」と言います。

そんなことをあけすけに民衆に話せば恐怖を煽るだけですよね…

2人で話しながら調査兵団本部内を歩いていると、門の前には大勢の民衆が集まっておりデモ活動とでも言いましょうか、声をあげていました。

その内容は「エルディアを救えるのはエレンだけだ!」や「国民の無念を晴らすのはイェーガーだけだ!」など様々ですが、エレンを英雄のように扱った言い分ばかりです。

ヒッチが呼び出されて民衆の相手をしに行ったところでアルミンのところへミカサがやってきます。どこかへ向かっているようでしたが、そこで調査兵団の新兵たちを見かけます。

「なんであの子たちが本部に?」とミカサが言っていたので、おそらく新兵は基本は本部にいないのかもしれません。

 

その頃イェレナは、ピクシスと話をしていました。エレンと密会したことを認めましたね。

ピクシスは「密会に踏み切った甲斐もあり、エレンの誘導に成功しジークが望んだ通りの結果を得たわけじゃな?」と言いますが、イェレナはすかさず「そんなことでは意味がありません!私はただ、エレン・イェーガーに私を知って欲しかっただけで…」と言います。

ん?イェレナはエレンのことをとても気にしているように見えますが、何が目的なのでしょう?

イェレナは少し黙ったあと、エレンが持つ始祖がマーレを打ち砕く望みだと話しました。

 

彼はたった1人で我々を長年苦しめてきたマーレに天罰を下したのです。それほどの器の持ち主である彼が、始祖を宿しているという事実

 

まるで、イェレナはエレンを崇拝しているように見えました。最初は獣の巨人だったジークに、そして次は弟のエレンに強い感情を抱いている気がします。

世界が生まれ変わるのを近くで見ていたいだけだとイェレナは言うのですが、私はどうも信用なりませんこのイェレナという人間が。

 

そしてオニャンコポンも時を同じくして、ハンジにこの事実を聞かされていました。

「イェレナがそんなことするわけない、とは言わないんだね。彼女ならやりかねないと思っているから?」とハンジは問います。

オニャンコポンが返答に困っていると、知っていることは全て話すよう伝えるハンジ。

 

我々義勇兵を組織したのはイェレナです。最初は互いに疑心暗鬼になりうまくまとまらなかった

 

オニャンコポンは話し始めてくれるのですが、途中から雲行きが怪しくなってきます。

 

その度に彼女は自ら手を汚すことでジークさんや組織への忠義を示してきました。寝食を共にした友であっても、こちらを疑ったマーレ人は全て事故死として葬った。俺たちもそれがマーレに奪われた祖国のためだと信じることで乗り切ったんです

 

イェレナ、すごいですね…疑ったマーレ人を片っ端から殺していくなんて…ハンジはこの話を聞くとすぐに「変だな」と呟きます。

 

彼女は兵政権に反発してまでマーレ兵の人権を譲らなかった。そこまでマーレ人に容赦のなかったイェレナが、この島では…

 

ハンジは何か考えついたのか、オニャンコポンについてくるよう言っていましたが、私は正直さっぱり分かりませんでした。義勇兵はイェレナにとって仲間、それ以外のマーレ人は殺すと言っても過言ではないくらいの信念を持っていたのは分かりますが、この島では

 

イェーガー派

アルミンとミカサは、ザックレーの部屋に向かっていたようでした。目的は、エレンとの面会。しかしその許可はもらえませんでした。

エレンが密会していたことを隠したままマーレ強襲を実行したからという理由です。そしてエレンがマーレで1人で過ごしていたときに何をしていたのかも把握できていないようでした。

 

おそらくエレンは、ジークに操られていると我々は見ている

 

アルミンとミカサは心底驚いた表情をしていましたが、ミカサがある椅子に目がいき「それは?」とザックレーに尋ねます。

ザックレーは「新兵に運ばせた」と言うのですが、普段ならこういったことに気付きやすいアルミンが気付かなかったところが、切羽詰まっている感じがしましたね。

「エレンが黙秘するのならなおさら自分たちが役に立てる」とアルミンは言いますが、それでもザックレーの判断は変わりませんでした。

アルミンは、兵団はおそらくエレンのことを諦めており、新しく始祖の継承者を探し始めていると思うと言います。2人は部屋を出て歩きながら話していたのですが、途中で兵士たちとすれ違い、その兵士たちは入れ替わりでザックレーの部屋へと入っていきます。

ミカサは何を話しているのか会話を聞いてくるとザックレーの部屋に向かおうとするのですが、アルミンがそれを止めます。今は問題を起こすときじゃないと揉めるのですが、その瞬間。

 

爆発音。

 

ザックレーの部屋は吹き飛び、民衆の前に落ちたのはザックレーの体。

何が起こったのか分からないミカサとアルミンは外まで出てきたところでヒッチに事情を聞きます。ザックレーの部屋が吹き飛んだことを聞いているときに、ザックレーの遺体を見つけて固まるミカサとアルミン。

 

心臓を捧げよ!

 

突然、民衆の中からこの言葉が聞こえてきたかと思うと、次々とこの言葉を口にする民衆。

正直、個人差はあると思いますが、私は「軽々しく口にするな」と思ってしまいました。

あんたらのような口だけの人間が言葉にしていいものじゃない、本当に命を捧げて戦っている人、戦って死んでいった人に失礼、冒涜だとさえ思いました。気にし過ぎかも…(笑)でも嫌でした。

調査兵団憲兵団と集まって今回の事件について話していたところ、ザックレーを吹き飛ばしたのは調査兵団の新兵である可能性が高いことが分かりました。

どうしたものかと考えていると、突然憲兵が入ってきて緊急事態だと叫びます。

 

「エレン・イェーガーが地下牢から脱走しました!」

 

いやいや、何してるのエレン…脱走なんていよいよ悪人だよ…なんで脱走したの?

ミカサとアルミン、ハンジも息を呑んで驚き、ミカサは本当にショックを受けているようでした。

 

エレンは、上半身裸でなぜか「そういう時期」をにおわせながら外を歩いていました。筋肉すごいですねエレン。はい、どうでもいいですね。

エレンを待っていたのはフロック率いる兵士たちで、フロックは持っていた上着をエレンに渡し「このエルディア帝国を救えるのはお前しかいない」と言っています。

なんだよ、エルディア帝国って…少し前まで国であることすら知らなかったのに…エレン側の事情を知らない私は、エレンが反抗期のような態度を示しているのにも腹が立っていました。

大事な人に大切なことを言えないという思春期あるあるは理解はできますが、この問題は訳が違います。やっぱりちゃんと話し合うべきです。

アルミンもそう思ったようで、ミカサに言い聞かせているように聞こえましたが、自分自身に言い聞かせているようにも見えました。

 

大丈夫だよミカサ。エレンなら分かってくれる。話し合えばきっと…分かってくれる

 

エレンは格好つけちゃって受け取った上着をバサーっとしながら羽織り「ジークの居場所を特定する」と呟きます。格好つけちゃって…普通に着なさいよ…

 

当然ですが憲兵団は憤り、なんと100名ほどの兵士がエレンについてしまったようなのです。ザックレーの殺害も彼らがやったのだろうとナイルは言うと、エレン率いる兵士たちに名前をつけました。

 

イェーガー派

 

これからはテロリストのような扱いを受けることになるでしょうね。イェーガー派の目的はジークとエレンの接触。なぜこのような行動に出たのかについては、おそらく始祖の巨人を継承させようとしていたことがエレンにも伝わったからだろうと話すハンジ。

ナイルとハンジが言い合っている間、目の前にはキヨミがいました。ピクシスがやってきたことでやっと言い合いをやめた彼らに対して、ピクシスはヒストリアが無事か確認するよう言いました。

王家の血を引いていますし、エレンが接触するかもしれないと考えたのですね。

アルミンは「総統を失った今、我々を束ねられるのはあなただけです」と言うのですが、ピクシスの意見はまさかの「エレンに降参しよう」でした。

その場にいた全員が驚きますが、私はやっぱりピクシスが好きだなと思うのは、こういうところです。

 

多くの兵に兵団を見限る決断をさせた。我々の敗因はこれに尽きる

 

こちら側にも原因があった、という思考ができるところが私がピクシスを好きな理由で、見習いたいと思うところです。

「イェーガー兄弟に服従するおつもりですか?」というナイルの言葉にピクシスは「服従ではない。イェーガー派にジークの居場所を教えることを条件に交渉を図る」と言います。

地鳴らしの実験を見守り、エルディアの存続を委ねることで、ザックレーを殺されたことは不問とする、と。これで同志が殺し合わずに済むのなら、安かろう、と。

こんな決定ができる人はなかなかいないし、エルヴィンのときも思っていたのが、人をまとめてきた人物には迷いがないですよね。迷いながら決断を下しているところを見たことがありません。

やはり人の上に立つというのはこういうことなんですかね…

キヨミはミカサに歩み寄り、何かあったら自分たちの船に逃げてくるよう言いますがミカサの反応はイマイチです。

 

私はエルディア人ですので、生まれ育ったこの島の行く末を見守りたいと思います。どうか私のことはお気になさらず

 

すぐに自分たちがここにきたのはミカサのためだと言おうとするキヨミを遮り、ミカサは聞きます。

 

地下資源がなくてもですか?

 

言葉に詰まるキヨミ。いや、詰まるんかいと思いましたよ正直。(笑)正直なだけマシかもしれませんが。

ですがミカサを守りたいという気持ちは本当のようでしたね。なんせ将軍の血が流れている唯一の人間ですからね、ミカサは。血は薄いでしょうがその事実がキヨミには必要なのでしょう。

 

侵入者

今やミカサ、アルミン、コニー、ジャンはイェーガー派ではないのかと疑われているとジャンは言いました。そりゃそうですよね、あれだけ一緒にいて行動していれば、エレンについていると思われても仕方ありません。

ミカサとコニーの言い合いを止めたハンジは「ジークの思惑を明らかにしよう」と言い「私の早とちりならそれでいいんだけど」と言葉をつづけます。

 

彼女が守ったマーレ人捕虜の労働環境が怪しい。例えば…レストランとか

 

ちょっと待って、レストラン??

と思っていると、見えたのはサシャの両親やカヤ、そしてガビとファルコ。

そしてこのレストランで働いているのは、ニコロ。

何がどう繋がっているのか。

ハンジたちは街中を馬で駆け抜けていくのですが、その途中、パラディ島にいるべきではない人物の顔を見ることになります。

 

ピークです

 

ピークは、すでにパラディ島に侵入していたのです。

ということは、おそらくライナーたちも来ているでしょうね。

というところでエピソード12が終了します。

 

まだ、エレンの考えやジークの考えが見えてこない…いい加減長引きすぎてイライラしてくる…(笑)

私が何か見逃している可能性もありますが、だとしても見えてこない。

どうしてエレンはミカサやアルミンに何も話さずジークといることを選んだのか。

なぜ「家族」を頼らないのか。

私が思いつくのは、家族「だから」頼れないのではないか、ということです。

もうそれしか思い当たりません。この辺は本当に集中して見ていないと思わぬところにヒントが落ちている可能性があるので、常にアンテナを張っていてもこれです。(笑)

想像できるのは、ジークの作戦に参加せざるを得ない理由があるから、です。例えばジークに脅されているとか、イェレナに脅されているとか…でも脅しても意味ないか、始祖の巨人を持っているエレンを変に扱わない方がいいですもんね…

と、こんな感じでずーっと考えてしまいます。解けない謎をずっと相手にしているようで、どんな理由であれ早くエレンの行動の理由が知りたいです。

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子