こんばんは、はる子です。
ワンピース135話、ゾロのお話。何も変わっていないゾロに少しホッとした。
ワンピース第135話「噂の海賊狩り!さすらいの剣士ゾロ」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース135話の簡単なまとめ
数年前、ヨサクとジョニーが賞金首の海賊を前に、倒すかどうか悩んでいたところにやってきたゾロ。
飯を食わせてくれと言ったゾロは、金はそこらの賞金首を倒して手に入れると言い海賊を怒らせます。
いきなり斬りかかった海賊に賞金額を聞き、500万ベリーだと得意げに答えた海賊を素早く斬ったゾロは、金は出来たと店主に伝えます。
ご飯を食べ始めたゾロに、俺たちの獲物だったとヨサクとジョニーが声をかけると、知らなかったと賞金を譲ったゾロ。
食事代はおごってもらうぜ、と言い残し去って行ったゾロに、ジョニーは少し憧れの感情を抱いていました。
そんなとき村のはずれの牧場に賞金1,000万ベリーの山賊ディックが現れ、根こそぎ資源を奪っていきます。
少年がたまらずディックに向かっていくも蹴り飛ばされるのを見て、ヨサクとジョニーはディックの前に立ち向かいます。
しかし2人では全く歯が立たず、何度向かってもやられてしまうヨサクとジョニー。
2人にとどめを刺そうとしたディックの手下の刀を、刀で止めたのはゾロでした。
白い鞘の刀を持ち、ヨサクとジョニーの刀を借りて3本の刀を使う男。
その姿を見たヨサクとジョニーは、初めてゾロが海賊狩りのロロノア・ゾロであることに気付いたのです。
手下を数秒で倒したゾロを見て危険だと判断したのか、大砲をゾロの顔の目の前で構えるディック。
さすがのゾロもしまった、という表情をしたところで、先ほどの少年がディックに水をかけ大砲の火を消してくれます。
そのおかげで隙ができ、ディックを斬ったゾロは少年に「世話かけたな」とお礼を言い、誇らしげにする少年。
ヨサクとジョニーは、このことがきっかけでゾロを兄貴と呼ぶようになり、しばらく行動を共にすることになったのです。
世界一の剣豪になる、という夢のためにひたすら努力を重ねていたゾロは、こうして初めて弟分ができたのでした。
感想
ゾロのお話。
この頃から既に強かったゾロだけども、世界一の剣豪になるために毎日努力をしているゾロ。
この頃は刀がすぐ折れてしまうのが悩みだったようだけど、戦うことで問題を解消していく姿は見惚れてしまう。
問題が起きたら解決すればいい。
ゾロは本気でこれくらいの軽さで物事を見ていそうで、真似したいなと思うところばかり。
だから個人的にゾロが好きなのかもしれない。
良い意味で楽観的というか、ネガティブに考えているところを見たことがない。
自分がもっと強くなるためには、どうしたら良いのか。
常にそのことを考えて動いているから、次の瞬間にはまた強くなっている。
ワンピースでは時々「自分にできることを精一杯やる」という描写が登場するけれど、ゾロはまさにその通りの人間。
その考え方を少年ハリーにも伝えたことで結果的に命拾いしていたし、ハリーにも考える能力があったんだろうな。
自分が強くなるために、もっと誇れる自分になるためにはどうしたら良いのか。
それを考え、実行できる人間がゾロの周りに自然と集まってくるのかもしれない。
ルフィは、ゾロのそういうところを見抜いていたのかもしれないな。
…いや、何も考えていなかったかもしれないけど。
ゾロも一緒にいる人間は選ぶだろうし、ルフィをはじめ仲間たちのことは(今はロビンを除いて)みんな信頼できると考えている感じがする。
ゾロを好きな理由は、ゾロみたいな人間になりたいと思っているからかも。
…いや、格好いいからかも。(笑)
どちらにせよゾロが好きだ。
今回のお話はゾロについて改めて考えることができた、良い回だった。
次回「ヤギの島のゼニィと山の中の海賊船!」とあるので、みんなのお話はひとまず終わりかな。
新たな島にたどり着くようなので、また新たな出会いがあるはず。
次回も楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子