こんばんは、はる子です。
ワンピース119話、ゾロが格好いいところをひたすら見る回。
ワンピース第119話「豪剣の極意!鋼鉄を斬る力と物の呼吸」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース119話の簡単なまとめ
ゾロとMr.1の戦いはすぐに始まり、ゾロの鬼斬りと虎狩りで戦いは終わったかのように見えるも、傷1つないMr.1。
それどころか、Mr.1によってスパッと斬られた建物に埋もれてしまったゾロは、幼い頃を思い出します。
幼いゾロは、何でも斬れる剣士がいると聞いて興奮して先生の元を訪ねると、先生は紙1枚を空に放ち、刀を抜きます。
しかし紙は切れておらず、がっかりするゾロ。
先生は、何も斬らないことができる剣士がいて、しかしその剣士は鋼鉄だって何だって斬ることができる、と話します。
最強の剣とは、守りたいものを守り、斬りたいものを斬る力であり、触れるもの全てを傷つける剣は剣だと思わない。
何も斬らない剣。
この言葉に何かを感じるも、とにかく斬ることに集中したゾロは、瓦礫から抜け出しひたすらMr.1に斬りかかります。
Mr.1は両腕から出した刃物を回転させゾロを殺しにかかり、回転する刃物に弾かれてしまうゾロの刀。
胴体が無防備になった瞬間にMr.1は両腕を押し込み、血だらけで吹き飛ばされたゾロは、倒れたまま動けないでいました。
刀を失い、背後にMr.1の気配を感じたゾロは、背を向けないようなんとか動き、柱を背にして座ります。
Mr.1は柱ごとゾロにとどめを刺すと、安らかに死ね、と言葉を残して立ち去ります。
ビビをちゃんと家まで送り届けろよ!
アルバーナ宮殿で会おう!
ルフィとの最後の会話を思い出したゾロ。
気配を感じ振り返ったMr.1の視線の先にいたのは、立ち上がったゾロでした。
あれだけ斬られたゾロが立っていることに、驚きを隠せないMr.1。
ゾロは、石の呼吸を感じて瓦礫を避けることができていたのです。
目の前の葉に刀を通しても葉は斬れず、刀を通した石は斬れたゾロは、物の呼吸を完全に理解したようでした。
一刀流・居合、獅子歌歌(ししそんそん)。
斬られたMr.1の体からは、ゾロが刀をしまうのと同時に血が噴き出していました。
礼を言う、と呟いたゾロに、Mr.1は「参った」と言葉を残すと倒れ込みます。
戦いの間に見事に成長し「何も斬らない剣」を理解したゾロ。
アルバーナ北ブロック、メディ議事堂表通りの戦いは、こうしてゾロの勝利に終わるのでした。
感想
ひたすらにゾロが格好いい回だった。
色々なところに成長するヒントが散らばっていて、それをかき集めて成長に繋げたゾロ。
窮地に陥ると人は信じられない力を発揮する、とはよく聞くけれど、ゾロは本当にそうみたい。
剣が登場するアニメを見ていると必ず登場する「呼吸」は、実際に剣を扱う人も必須と考えているらしい。
呼吸がなければ剣が使えないほど、大切なことなんだとか。
ゾロは、葉っぱは斬らず石を斬るという、普通なら逆でしょと言いたくなることをマスターしていた。
鋼鉄の男と言われるMr.1も斬ることができて、さらに強くなったゾロ。
Mr.1の最後も、参ったと言って倒れたところが敵ながら好印象だった。
敵だけど、相手の強さを認められる人がなんでクロコダイルの手下をやっているのか、そこが謎だけど。
バロックワークスの幹部たちは、どういう理由でクロコダイルの下についているのか少し気になるね。
さて、これで幹部は全員倒したはず。
幹部が敗れたことはクロコダイルに報告がいったのか、まだなのか分からないけど、あとは我らのボス、ルフィを待つだけ。
ずっとルフィが登場しないから大丈夫なのか心配だけど、今どこにいるんだろう。
ゾロもみんなと合流して宮殿に向かうんだろうけど、はてさてクロコダイル相手にどうしたものかねえ。
みんな負傷しているし、ルフィもそれは一緒。
相手は砂男で攻撃が入らない。
今のゾロなら砂をも斬れるかもしれないけど、そう簡単にはいかないはず。
この後の展開が全く予想できないぶん、とても楽しみ。
次回「戦いは終わった!コーザが掲げた白い旗」とは。
どうやらビビとコーザは無事出会えたのかな。
だからこその白旗だと思いたい。
アラバスタ王国を救いたいという気持ちは、みんな一緒なんだから。
次回も楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子