はる子の趣味部屋

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ドラマ「GOTHAM」を観ていたら最後の方でバットマンの話だと知った件。

こんばんは、はる子です。

 

タイトルの通り、情報なしで「GOTHAM」を観ていたらバットマンの話だと知った私のマヌケ話です。(笑)

 

 

皆さん、バットマンって知ってますか?

 

いかにも悪役のような真っ黒なコスチュームに身を包んだ謎の人物のことです。

 

私はバットマンという名前と、その見た目だけ知っている程度で、どんな話なのか全く知りませんでした。

 

悪役だと思っていました。(笑)

 

そしてアマプラで見つけて「観てみようかな」と軽い気持ちで再生ボタンを押したドラマ「GOTHAM」が、とんでもないドラマだったのです。

 

結論から言うと、ドラマ「GOTHAM」はバットマンが誕生することとなった原点のお話でした。

 

バットマンを知らない私は本当に最終シーズンのラスト数話まで、そのことに気づかず観ていました。

 

ちなみに「GOTHAM」これでゴッサムと読むらしい。

 

ゴッサムねー…個人的な意見MAXで感想を書いていきたいと思います。(笑)

 

 

 

 

軽いあらすじ

 

ゴッサムとはなんぞや、という私のような方のために。

 

このドラマはバットマンの過去ストーリーのようなものになっていて、バットマンバットマンになる以前の流れを見ることができます。

 

ゴッサム警察のジム・ゴードンや、バットマンブルース・ウェインなど、主要人物の若かりし頃をドラマにしたんですね。

 

ゴッサムという街は実在せず、アメリカの東海岸沿いにあるという設定のようです。

 

ちなみになぜゴッサムという名前なのか、詳しく知りたい方は「ゴッサムとは」などで調べていただけるとよろしいかと思います。

 

イギリスに実在する村の名前「ゴッサム」が由来だそうです。

 

とにかくドラマの中のゴッサムという街は、無法地帯という言葉が似合うような街でした。

 

犯罪者と警察が繋がっているなんて当たり前、富裕層は犯罪を犯しても見逃され、貧困層の生活は改善しない。

 

そんなゴッサムの街のゴッサム警察に配属されたのが、ジム・ゴードンという1人の刑事でした。

 

彼のゴッサム警察での初仕事が、ゴッサムの街で1番の富裕層であるウェイン夫妻が殺害された事件。

 

夫妻には1人息子のブルースがおり、夫妻が殺害された現場にいたにも関わらず殺されず、目撃者としてジムと話すことに。

 

ゴッサム警察はただの通り魔強盗の犯行だと決めつけて事件を終わらせようとするのを、ジムは許しません。

 

しかしジムの正義感が、彼自身をゴッサムという街に引きずり込むことになるのです。

 

 

 

 

という感じなのですが、ジム・ゴードンが少しずつゴッサムに染まっていく姿を見るのはなかなか見応えがありました。

 

そして警察が法を守る限り、できることに制限があるという事実にぶつかったブルースの価値観の変化も非常に感情移入できました。

 

ジムはジム流に、ブルースは執事のアルフレッドと共にブルース流にゴッサムを良くしようとする姿勢が見ていてワクワクした。

 

ブルースの両親の死にはどんな事実が隠されているのか。

 

ブルースの両親の仕事とは一体どんなものだったのか。

 

暴こうとすればするほど何かに邪魔される状況に、何度もハラハラしながら楽しみました。

 

しかし私には、ジムやブルース以外にもお気に入りのキャラクターがいるのです。

 

 

 

 

個性豊かすぎる登場人物たち

 

これは本当に観てもらわないと伝わらないと思うのですが、私は悪役とされているペンギンが割と好きなんです。

 

ペンギンにはオズワルド・コブルポットという名前があるものの、足の怪我により歩き方がペンギンに似ているためペンギンと呼ばれています。

 

ペンギンは、ゴッサムのマフィアであるドン・カーマイン・ファルコンに仕えるフィッシュ・ムーニーという女マフィアの傘持ちをしていました。

 

しかし侮るなかれ、ペンギンはどんどん出世してゴッサムを牛耳るまでになるのですよ。

 

ペンギンを見ているとどこか「クスッ」と笑ってしまうような、憎めないような、そんな気持ちになるんです。

 

マフィアには感情移入できないだろうなと思っていたのですが、ペンギンは別。

 

気になる方には是非とも観ていただきたい。

 

 

 

あとはファルコンに雇われていた殺し屋のザーズも好き。

 

スキンヘッドで見た目がとても怖いのですが、プロの殺し屋なのでファルコンが止めれば即座に殺しも中止します。

 

ジム・ゴードンとはどこかつかず離れずなところがあって、色々な人と関わるザーズを見るのが楽しかった。

 

 

 

個人的に1番「ぎゃーっ!!」となったのがジェロームジェレマイアの双子。

 

ジェレマイアはのちのジョーカーと呼ばれるキャラクターになるらしい。

 

「らしい」というのは、私は世界で1番と言っていいくらいピエロが苦手なんです…

 

そしてジェロームもジェレマイアもジョーカーも、ピエロみたいな化粧をするんですよ…

 

だからジェロームが登場してから顔を直視できてないです。

 

ジェロームに関してはね、本当やってることが気味悪すぎてね、怖いを通り越して狂気なの。

 

ちょっとゴッサム観て確認してほしい。

 

でもね…ジェロームの狂気さ、ゴッサムに合っている気がしてちょっと好き。(笑)

 

ゴッサムって一体どんなとこだよ!」と思ったあなた、私も最初はそう思っていました。

 

でも人間って慣れてくるので、気づくと「なんでさっさと殺さないのよ」とか考えるようになってきます。

 

そうなりたくない方は、観ない方がいいかもしれない。(笑)

 

私はぶっ飛んでて好きになりました。

 

ただ、個人的に言いたいことが。

 

 

 

 

とにかく長い戦いを見守るしかない

 

もー、とにかく長い。

 

ゴッサムを仕切っているのは実質ファルコンですが、マフィアはファルコンだけじゃないので、ファルコンの座を狙う者もいるわけじゃないですか。

 

そういうマフィアの抗争?を私たちは何もできず見守ることしか出来ないので、とにかくもどかしい。(笑)

 

「おっ、こっちが勝つか?!」と思っていたら「あれっ、あっちが勝つのか?!」のやりとりがずーっと続く…

 

もう悪いことしかしないんだから、捕まえずに殺しちゃえばいいのに…という野蛮な考えが頭をよぎるようになります。

 

…元々、私が野蛮でそう考えてしまうだけかもしれないけど……

 

ようやく落ち着いたか…と思うと、今度はペンギンたちのような下っ端にいた者たちがゴッサムの頂点に立とうと奮闘。

 

とにかくみんなゴッサムの頂点に立ちたがりすぎ!!

 

権力欲しがりすぎ!!

 

ゴッサムのような街では、裏社会の人間は自分が頂点に立たないとすぐに消されちゃうのかもなあ、と思いました。

 

頂点に立っても、すぐにその座を奪おうとしてくる者がいるから戦いは決して終わらないし。

 

観ている側はちょっと疲れます。(笑)

 

 

 

 

途中から謎のパワーも発揮

 

ゴッサムシリーズの折り返しくらいになると、権力、支配、正義などといった言葉が似合っていたゴッサムに変化が起こります。

 

謎のパワーにより怪物が生まれ、怪物がゴッサムを飲み込んでいくのです。

 

なんだそりゃ?となると思いますが安心してください、私も「なんだそりゃ?」となりました。

 

見た目はもちろん怪物のような見た目もいれば、一見すると分からないタイプもいてとても厄介。

 

あまり詳しく説明しちゃうとね、ゴッサム観てみよう!と思ってくれた人の楽しみを奪っちゃうから。

 

これは実際に観て「うわ…そういうことか…」となってほしいので、単純に怪物が登場しますよ、とだけお知らせします。

 

この謎のパワーに、ジムやブルースたちはかなり苦戦することになります…

 

 

 

 

長い戦いの行方は…

 

長い長いと言ってもシーズンは5が最終です。

 

内容が濃くて、ぎゅっとしているから余計に長く感じたのかもしれない。

 

ゴッサムを牛耳る裏社会のトップは誰なのか、ジムはどうなるのか、ブルースはいつバットマンになろうと思ったのか。

 

ゴッサムの結末は、是非実際に観ていただきたい。

 

シーズン5は、個人的には答え合わせをしている感覚になりました。

 

それは、私がバットマンのことを知らなかったから。(笑)

 

シーズン5を観ている途中から「ん?」と思うような描写はあったんですけど、バットマンとは微塵も思わず…

 

「これ、もしかしてヒーローものの話で元ネタがあるのか…?」と思ったのは本当に最終話らへん。

 

あ、バットマン?!と気づいたとき、思わず口を手で覆って驚いてしまった。(笑)

 

そうなると俄然気になるのは、映画バットマンの内容ですよ。

 

 

 

 

映画バットマンの感想

 

ゴッサムを観終わった私はすぐにアマプラでバットマンを調べ、いくつか候補が出てきたのですが、どれもなんか違う。

 

で、唯一見つけたのがゴッサムの続きとして観れそうな「THE BATMAN」だったわけですが、観た感想としては、うーん…でした。

 

ブルースがバットマンとして活躍している、青年のブルースを見ることができます。

 

正直、ブルースは特に違和感なく見ることができました。

 

青年となったブルース役はロバート・パティンソンという俳優さんで、ハリー・ポッターやトワイライトに出演していた方。

 

執事のアルフレッドは別の俳優さん(ゴッサムの時の俳優さんめちゃくちゃ好きだった…)でしたが、アルフレッド感が出ていたので良かったです。

 

しかし、ブルースにとって忘れられない通称キャットという少女が女性となって現れたときは驚きました。

 

こちらはキャットウーマンと呼ばれることになるみたいなのですが、彼女の名前はセリーナ

 

ブロンドのクルクルの髪の毛が可愛くて、ウェイン夫妻が殺された時も現場にいた子なのです。

 

かなり重要な立場の役なのですが、なんと映画では雰囲気が全く違う方が演じておられました…悲しい…

 

そもそもの設定がゴッサムの時と少し違う気がしたので、別人のセリーナ?と思ったのですが、ブルースは知っている様子で…

 

やはりゴッサムの頃のセリーナか…と観ていましたが、やはりあのブロンドのクルクルの髪の毛が恋しかったです…

 

おじちゃんになったペンギンなども登場するのですが、こちらもうーん…という印象…

 

ゴッサムは、やはりゴッサムとして楽しむ方が良いのかもしれない、とバットマン初心者の私は思ってしまいました…

 

 

 

 

ジムやブルースが今も戦い続ける街、ゴッサム

 

映画は微妙だったなと思ってしまったけど、少なくともゴッサムシティではまだジムもブルースも戦っているのだと知ることができました。

 

ゴッサムを観ている途中から「この街がクリーンになる日は来ないだろう…」と薄々感じていたので…(笑)

 

私がこのブログを書いている今この瞬間も、ジムやブルースたちはゴッサムシティのために戦っているはず。

 

そう考えるだけでゴッサムを観た自分が少し誇らしい。

 

この作品に出会えて、ジムやブルース、執事のアルフレッド、ペンギンたちに出会えて嬉しい。

 

というわけで「ドラマ「GOTHAM」を観ていたら最後の方でバットマンの話だと知った件」でした。

 

拙い説明でしたが、興味を持っていただけた方がいましたら、是非ともゴッサムを観てみてください!

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子