こんばんは、はる子です。
僕のヒーローアカデミア7話、デクの凄さがどんどん見えてきて、興奮度が半端ない回でした。
僕のヒーローアカデミア第7話「デク vs かっちゃん」
僕のヒーローアカデミア7話の簡単なまとめ
デクとかっちゃんが対峙しているところで終わった前回ですが、今回はかっちゃんの幼少期の気持ちなどが分かる回でもありました。
まだ個性が出ていないときのかっちゃんは、少し生意気かな?というくらいの少年でした。そして個性が発現してからそれが悪い方へ向かった、とデクは話しています。
周りの子供からも先生からも個性を誉められたかっちゃんは、自分ができるのにデクが何もできないのは単純に自分がすごいからなんだ、と考えるようになったようでした。
そんなときに川へ落ちてしまうかっちゃん。周りの友達は「かっちゃんだから平気だろ」と思いその場を動かなかったのに対して、デクは心配そうに川まで降りてきたんですね。
川には岩もありますし、頭でも打っていたら大変だと思ったデクは、本当に心配でかっちゃんに手を差し出したのですが、かっちゃんにとってはそれがトリガーとなってしまったようでした。
授業の一環であるこの戦闘訓練において、かっちゃんはデクを潰すことしか考えていませんでした。
デクは、自分が狙われている間にお茶子に核を見つけてもらう作戦にし、お茶子も核と飯田を見つけるのですが上手くいきません。
かっちゃんはデクに対して衝撃の強い攻撃を仕掛けたりと、やりたい放題。しかしオールマイトが警告を出すんですね。大幅な減点になる、と。
警告を受けたかっちゃんは大きな攻撃をしない代わりに、個性を使って殴り合いをしようとするのですが、それでも個性を出さないデクにイラつき度がマックスになっていました。
デクには何か考えがあるようで、向かってくるかっちゃんに対してデクも向かっていき、右腕に力をため始めたのです。
教師として止めるべきだと頭では分かっているオールマイトですが、デクの成長のためにギリギリまで止めることを躊躇っていました。
しかしデクの「スマッシュ」を人に当てるわけにはいかないと判断したオールマイトは、2人に止めるよう言いかけるんですね。
かっちゃんはデクに向けて力を使ったのですが、デクは左腕でかっちゃんの攻撃を受けつつ、右腕を真上に向けて力を使ったのです。
2人がいた場所の真上が、核、飯田、そしてお茶子がいる部屋だと把握していた上で、お茶子が核に触るタイミングを作ることをデクは選んだのですね。
お茶子は核に抱きつき勝利条件を満たすのですが、かっちゃんは個性を隠していたデクに対して「舐めてんじゃねーか」と怒りをぶつけます。
しかしデクは、体が衝撃に耐えられないため、使わないのではなく「使えないから」だと正直に伝え、それでも「これしか思いつかなかった」と話すデクの左腕は、かっちゃんの攻撃によって負傷していました。
オールマイトが小さく「ヒーロー…」と呟いたあとヒーローチームの勝利を伝え、次回に続きます。
感想
正直、デクにここまでの強さがあるとは思っていませんでした。
この強さは身体的なものではなく、自分の中にある「何か」を守るために戦える強さのことなのですが、それがデクにある「自尊心」なのかなと思いました。
かっちゃんは自尊心が高すぎて少し難があるようにも見えますが、自尊心を傷つけられた唯一の相手がデクなのだとしたら、デクに対する態度も分かる気がします。
もう少しフレンドリーに見ると、下に見つつも友達だと思っていたデクが、ずっと個性を隠していたことに腹を立てているとか…?ないかな?(笑)まあ隠していたのではなく、受け継いだものだと知ったら余計に怒りそうですが…
この自尊心爆発が、デクにだけ向くのであればヒーロー活動には支障はないように思いますが、デクと救援活動をするとなるとデクに負けたくないという気持ちが先行して、救援活動に支障をきたす場合もあるのかもしれない、と考えると少し怖いですね。
オールマイトが最後に「ヒーロー…」と呟いてしまっているように、最後のかっちゃんの表情もまた、同じように感じているような気がしましたね。
デクにもかっちゃんに勝ちたいという気持ちはあるようですが、それは殴り合いで決まることではないですよね。
授業中だということを忘れずに、訓練としてヒーローの行動を最後まで貫いたデクが、かっちゃんには申し訳ないけど一枚上手だったかな?と思います。
デクのヒーローになりたい!という気持ちが大きいことが再確認できたように感じました。
次回はかっちゃんの話がもう少し見れるみたいなので、楽しみにしたいと思います。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子