こんばんは、はる子です。
ワンピース5話、個人的にルフィの言葉がグッと響いた回になりました。
ワンピース第5話「恐怖 謎の力!海賊道化バギー船長!」
今回の簡単なまとめ
ナミの目の前に降ってきたルフィ。
ナミは、海図を取り戻すために追いかけてくる追手から逃げるため、ルフィを自分の親分として身代わりにしようとしますが、逆にルフィは追手を倒してしまいます。
ナミが航海士だと知ったルフィはナミに仲間になってほしいと伝えますが、海賊は嫌いだと断られてしまうルフィ。
悪巧みが働いたナミは、ルフィを身代わりとしてバギー船長に差し出すことを思いつき、ロープで縛ったルフィをバギー船長の元へ連れて行った代わりに、返した海図を再び手に入れるためにバギーの海賊に入れてほしいと嘘をつき、歓迎会が始まってしまうんですね。
その歓迎会でバギーは、忠誠の証としてナミにルフィを吹き飛ばせと言い出します。バギーはバギー玉と呼ばれる大砲のようなものをルフィに向けて、点火するようナミに言うんです。
海賊を嫌うナミは海賊と同じことはしたくないと考えますが、しなければ自分が殺されるという状況にも関わらず、体が勝手に動いてしまいルフィを助ける形になってしまうんですね。
点火されてしまった大砲を見て、ナミは素手で火の部分を掴んで火を消すのですが、背後を狙ってくる海賊たち。
そこへ助けにきたのがゾロでした。
かっこよく登場したゾロでしたが、バギーがどんな悪魔の実を食べたのかがここで分かります。
バギーはバラバラの実を食べていました。バラバラの実を食べると斬っても斬れない体となっており、斬り落としてバラバラになったとしても体が元に戻ってしまいます。
ゾロは最初それに気付けず、バギーのナイフが腹部に刺さってしまうんですね。
ルフィはバギーに対して吹っ飛ばしてやると言うのですが、ルフィは檻に入れられていて動けません。
しかしゾロはルフィの意図に気付いたのか、バギーたちを吹っ飛ばそうと大砲の向きを力ずくで変えるとバギーたちに向けて発射します。
大砲が当たったのかどうか、それは次回に持ち越しです。
感想
ナミは1人海賊なのかと思っていたのですが、海賊専門の泥棒でした。
そしてその理由は大事な人の命を海賊に奪われたから、というもの。
1億ベリー稼ぐのが目標という言葉もあったので、おそらくナミの過去からきている話だとは思うのですが、早く知りたいなと思いました。
バギー船長は海賊団の船長ですが、海軍のモーガン大佐のときも然り、長としての立場を利用して部下や住民を脅かすような人間にはロクなのがいないと再確認できたのが個人的には興味深かったです。バギーも島の住人を恐怖で追い出しているみたいでしたよね。
人の上に立つと威張りたくなるのか、全て自分の思い通りにしたくなるのか分かりませんが、自分が部下だったときのことを思い出せばもっと組織はマシになると思うんだけどなあ、と疑問です。そんな簡単な話じゃないんでしょうけどね。
1番グッときたのは、大砲に火をつけることができないでいるナミに、ルフィが言った言葉。
「中途半端な覚悟で海賊を相手にしようとするからそうなるんだ」
「自分の命を懸ける覚悟だ」
これは、シャンクスがルフィを助けてくれたときのことを言いたいのかなと思いました。
山賊も海賊を甘く見ていたせいで命を落とすことになっていましたし、脅しとして銃口を頭に向けていた山賊に対して「脅しのおもちゃじゃない」と言っていたことにも繋がる気がします。
普段は酒を飲み肉を食らい、バカをして笑って過ごしているように見えていても、やるときはやり、仲間を大切にし、友達は全力で守る。そんな海賊を見てきたルフィがナミを助けるために言った言葉にも聞こえました。
すごくグッときた。
大砲はちゃんとバギーたちに当たったのか、早く続きが見たいですが我慢。
海賊嫌いのナミがどういう理由でルフィたちの仲間になるのかも近いうちに見れるのでしょうか?
楽しみです。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子