はる子の趣味部屋

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ブルーロック見てみた8

こんばんは、はる子です。

 

ブルーロック8話目、チームVの要である御影、剣城、凪の3人、特に御影と凪のコンビネーションが恐ろしいことになっています…

 

前回チームWとの試合を終えて、チームZは現状3位。

そして伍号棟の試合はチームZとチームVが最後。

つまり、チームZはこの試合に勝たないと勝ち上がれません。

チームVは御影、剣城、凪の3人だけで18ゴールを決めているようです…

さてこんなチームにどうやって挑むのか楽しみです。

 

ブルーロック第8話「成功(ゴール)の方程式」の感想

 

今回は御影の過去を覗くことができました。

とんでもない大金持ちの両親のもとに生まれた御影。

望むものは全て手に入るし、勉強もスポーツもできてまさに全てを持つ人間のようでした。

でも御影本人はつまらないと感じていた。

「唯一無二の宝物」が欲しかった。

そしてそれがサッカーだったんですね。

あの優勝トロフィーが欲しいと思った御影はサッカーがやりたいと両親に話しますが反対されてしまいます。

このときの父親の言葉。

 

「お前のためを思って言っている」

 

この言葉は個人的に呪いだと思っています。

実は相手のことなど微塵も考えていない言葉。むしろ自分のことを考えた言葉にさえ聞こえます。

御影の場合は、父親は御影のためを思っているのではなく、家を継がせるという自分の夢を叶えるために子供の夢を潰しても構わないと言っているように感じました。

やらせてみてダメなら本人が続けるか辞めるのかを決めればいいんです。

子供だから守りたくて上記の言葉をいう親もいるでしょう。

でもそれって実は子供の成長の助けにはなっていないんじゃないかなと思うはる子でした。

 

御影は父親の言葉など無視して、まずはどうすれば自分の学校のサッカー部を優勝させられるかを考えていました。

そんなときに出会ったのが凪でした。

凪は全てがめんどくさくて、やる気も起きなくて、疲れることも嫌だし働きたくもないという性格でしたね。

ですが御影が凪にぶつかり携帯が落ちてしまったとき、階段の上にいた凪は携帯を落とさないようにと足で携帯をキャッチしたのです。

そのまま携帯ゲームを続ける凪をよそに、御影は凪がサッカーの「選ばれし者」であることに気付きます。

そこから凪は御影に誘われてサッカーを始めることになるんですね。

やはりどの人間にも過去があるものです、御影の過去と凪との出会いを知ることができたところで、今度は久遠の過去を知ることになります。

 

久遠はどうやら、部員仲間に恵まれなかったようでしたね。

久遠のサッカーに対する熱い想いを受け止めてくれる仲間がいないのは、とても辛かっただろうなと思いました。

そして、久遠がブルーロックとはいえ仲間を裏切ることにあまり躊躇がないのもその過去が関係していたんだなと気付きました。

久遠は現時点でチームZ内での得点王なのに加え、チームZ内の順位も変わり久遠が265位、つまりトップです。

なのでチームZが負けてくれた方が、久遠は1人だけで勝ち上がれる可能性が高いんですね。

もちろん久遠のその態度に腹を立てるメンバーでしたが、ここで絵心が部屋のモニターに映し出されチームZ全員がクソだと言い切ります。

世界一のストライカーには「ゴールの再現性」が必要だと。

代表戦を見ていて素人なりに思っていた謎を、絵心が話してくれました。

なんで1度は入るのに2度目3度目は入らないんだろう?

ずっと思っていた疑問でした。そして、自分が素人だからこんなことを考えるんだろうなとも思っていました。

もしかしたらアニメならではで、実際にはゴールなんてそんなうまいことポンポン入るものではないのかもしれません。

でももし「ゴールの再現性」をメッシやロナウドがやっているのだとしたら、できないわけではないないのかな?とふと思ってしまいました。難しいからこそ数人しか出来ないのでしょうしね。

絵心の話を聞いていて思ったのは、チームZはたまたま入ったゴールに喜んでいるだけだということ。

世界一のストライカーはそれを必ずやるということ。

そしてそうなるには「ゴールを生み出す方程式」が必要だということ。

世界で活躍しているストライカーはその方程式を持っているということ。

 

「あの人に渡せば必ず入る」

 

そういう人は自分だけのゴールの方程式を持っているということなんですね。

 

潔は1人外に出ると、チームXにいた馬狼の元へと向かっていました。

1人でもゴールまで突っ走り1人でゴールを決める男。

その理由が知りたかった潔は馬狼と1対1で向かい合ってボールを奪い合うことになりますが、もちろん簡単には奪えません。

ですが想像よりも早い段階で潔が馬狼の方程式を読み解いているのを見て驚きました。

分析力もすごい優れていませんか?潔。

結果的には少し読みを外しましたが、馬狼がなぜ1人でも戦えるのか、その理由が少しでも見えたことは潔にとっては大収穫なんじゃないかな。

そしてここから考えるべきは、じゃあ自分の武器と何を掛け合わせたらゴールの方程式が成り立つのかですよね。

 

部屋に戻り、潔は自分のゴールの方程式は試合で見つけるしかないのかと不安になり手が震えますが、横で寝ていたはずの五十嵐も震えていました。

「怖い」と。

サッカー人生が明日で終わってしまうかと思うと怖い。

だから震える。

だから戦う。

勝つために、世界一のストライカーになるために。

目的はみんな一緒なんですよね。

 

試合当日。

チームZはカウンターで攻撃をして点を入れる作戦のようでした。

久遠を試合に参加させないため10人で戦うこの試合で勝つには、これしかないと伊右衛門が言っていましたね。

試合開始。

御影の進行方向には潔と蜂楽が、御影がパスを出した剣城の進行方向には雷市と成早が、そして凪には五十嵐。

ボールを奪いカウンターに入るチームZ。

五十嵐からボールを受け取った潔は蜂楽へパスし、蜂楽はロングパスをゴール前まで飛ばします。

それを受け取るのは我牙丸。

頭で打ったシュートはゴールポストにはじかれますが、この作戦で戦えばいけると確信した潔。

しかし、御影がそれを見て恐ろしい言葉を口にしました。

 

「おい凪、今のやるぞ」

 

なんと御影と凪は、チームZの作戦をたった今見ただけなのにコピーをし、あろうことか1点取られてしまうのです。

 

「簡単じゃん。なんでこんなの外すかなあ」

 

凪の言葉に反応した潔の「怪物…」という言葉がまさに凪にぴったりだなと思いました。

「選ばれし者」ってこういうことなのかと思わされてしまう。

凪は練習も好きじゃないみたいだし、こんなことができるのは才能としか言いようがありません…

しかも嫌味ではなく心から「なんで入らないの?」と思っていることがすごい。

どこかで読んだのですが、他人が苦戦しているのに自分はなんなくできて、さらに「なんでこんな簡単なのにできないの?」と思うものがあなたの特技なんだそうです。

凪にとってサッカーは特技なのかもしれません。

 

チームVとの試合がどうなってしまうのか気になりますが、今回はこの辺で。

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子