はる子の趣味部屋

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文豪ストレイドッグス見てみた4

こんばんは、はる子です。

 

文豪ストレイドッグス4話目に突入しました。

前回で一気に話が進んだように見えて今後が楽しみとなった作品です。

 

今回はまんまとシリアスな空気に騙されました。(笑)

まずは今回初登場の人物紹介からいきます。

 

文豪ストレイドッグス4話登場人物について

 

黒蜥蜴(くろとかげ)十人長立原道造(たちはら・みちぞう)さん。

この方は申し訳ない存じ上げませんでしたが、詩人であり建築家でもあったようです。

若くして亡くなられているようですね。

作中の立原は強気で自信のある人間に見えましたが、異能力者ではないようでした。

立原道造 | 軽井沢高原文庫

 

黒蜥蜴十人長銀(ぎん)さん。

こちらはどうやら実在はしないようで、調べたところによると芥川龍之介の小説「お銀」の主人公から取ったようです。

この先のストーリーで何か分かるかもしれないのでそれ以上の情報は頭には入れていません。モデルは小説の女性という理解で今はいいかなと思います。

 

黒蜥蜴百人長広津柳浪(ひろつ・りゅうろう)さん。

この方は実在しますが申し訳ない、存じ上げませんでした。

小説家だったようで、小説の中には「黒蜥蜴」という本があり、人生・社会の暗黒画を描いたようでした。

作中の広津の異能力は「落椿(おちつばき)」で、こちらも広津さんの小説の名前から取っているようです。

広津柳浪|近代日本人の肖像 | 国立国会図書館

 

今回の登場人物は以上になりますが、作中のこの3人はなかなか強そうに見えました。

私が何に騙されたのかお話していきたいと思います。(笑)

 

文豪ストレイドッグス第4話「運命論者の悲み」の感想

 

まず、前回で芥川が言っていた言葉である、

 

「人虎は生きているだけで周囲の人間を損なう」

 

という言葉が中島の心の中で渦巻いているような状態から始まりましたね。

探偵社の中でも国木田は動揺しているように見えましたし、メガネが頭にあるのにメガネを探すというベタなことまでしていました。(笑)

中島は国木田に「自分のできることを考えておけ」と言われたことで探偵社を辞めることに決めたようでしたが…正しいのかどうか気になりました。

 

そしてそのあとの怖い人…これがポートマフィアのドンか!と思いました。

異能力を使って扉を吹き飛ばしていましたが、そのあとに人間も捻り潰すように殺していたので異能力で物の形を変えることができるのでしょうか。

集まってきていた人だかりの中の会話によると、黒蜥蜴の仕業だそうで彼らはポートマフィアの武闘派と呼ばれていて残酷で凶暴な実働部隊だそうです。

このままだと探偵社も大変なことになると思った中島は、樋口からもらっていた名刺の番号に電話をかけ「探偵社を辞めるから探偵社のみんなには手を出すな」と伝えます。

しかし樋口は芥川に強い思い入れがあるのか探偵社のみんなを皆殺しにするよう黒蜥蜴に指示を出していました。

 

国木田が頻繁に口にしていた「このままでは最悪の状況になる」という言葉を鵜呑みにしていた私は、てっきり探偵社のみんなが死んでしまうことが最悪な状況だと思っていました。

中島が探偵社を去ると決めたのは芥川に言われた「人虎は生きているだけで周囲の人間を損なう」という言葉だけではなく、孤児院で言われた言葉が大きいようでしたね。

もしかしたら人虎は本当に生きているだけで周りの人間を傷つけてしまうのかもしれませんが、それだけの存在に70億の懸賞金をかけるのはいささかオーバーリアクションな気がします。

中島も私もまだ気付いていないだけで、人虎にはとんでもない力があると少なくとも現時点での私はそう思っています。

 

黒蜥蜴が集合して探偵社を襲撃する直前に樋口と電話で話していましたが、そのあとの芥川と少女のような人物が気になります。

樋口の幼少期かと思ったのですが髪の色が違いますし、芥川の異能力を止めているように見えました。

芥川たちには何か秘策のような存在がいるのでしょうか。こうやって考えて推測するのは楽しいですね。

そして太宰は本当にいい性格をしていますね、見ていると清々しい気持ちになります。(笑)

 

いよいよ探偵社に黒蜥蜴が乗り込み、外を歩いていた中島にも銃声が届いていました。

急いで走って探偵社へ向かう中島。

ドキドキしながら中島が探偵社へ着くのを待つ私。

でもふと思ったんです、ここで探偵社がもし死んだらとんでもない展開だけど、その先ってどうなるのかなって。

人虎には素晴らしい力が隠されているかもしれないのに、中島も私も(?)それに気付けないまま探偵社のみんなを失うのはまだ早すぎると。

もしかしたら太宰が助けに来て助かるのかも、とも思っていたのですが結果は全く違う物でした。

 

探偵社のみんなはピンピンしていて、逆に黒蜥蜴はみんな伸びている状態。

 

最初に黒蜥蜴が強いところを見せられたらそりゃあ、探偵社も危ないかもとか思うじゃないですか…

探偵社のみんながどれほど強いのかを見せてもらえた気がしました。

中島は状況が飲み込めていない表情をしていたし、私は「なるほどそういうことか」という表情をしていたと思います。

一般人にとって黒蜥蜴は強いけど、探偵社にとって黒蜥蜴はただのトカゲ並みの強さということなのでしょうか…

国木田の言っていた「最悪の状況」というのは、襲撃されて莫大な修理費などがかかることだったようです。

窓から次々と黒蜥蜴を捨てている宮沢、シュール…(笑)

 

「貴様も探偵社の一隅、自分でできることを考えろと言っただろうが」

 

国木田のこの言葉を聞いて涙を流す中島。

国木田は「探偵社の一員として」できることを考えろと言っていたのであって、別に探偵社を去れと言ったわけではなかったんですよね。

でも中島は孤児院で言われた言葉をずっと気にしていて、自分は無価値だと信じ込んでいる。

そこに芥川の言葉が重なって自分の居場所などない、自分が生きている理由が分からないと思ってしまったのかもしれません。

 

というわけで私は先入観で黒蜥蜴が強いと思い込み、探偵社も負けると信じ込んだ結果黒蜥蜴はやられ探偵社が勝ったおかげで、先入観を100%信じることがいかに危ないかを学ぶことができました。(笑)

 

ですが人虎が狙われ続けていることに変わりはありません。

今後の展開が気になりますね。

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子