こんばんは、はる子です。
今回も、進撃の巨人について語りたいと思います。
今回は、調査兵団の精鋭たちを少し知る事が出来ますね。この精鋭たちも私の個人的お気に入りが多いので今から既に語るのが楽しみです!(笑)
エピソード9について
調査兵団の精鋭たち
まずは、エルヴィン団長。この人は、エピソード1でエレンと目があって逸らした人ですね。当時は兵士でしたが今は団長になっていて、その素質は十分すぎるくらい満たしていると思っています。
そして、進撃の巨人と聞くとこの名前が必ず出てくると言っても過言ではない有名人、リヴァイ兵長。
目つきも悪いし口も悪いですが、すごい人気がありますよね。(アニメ内でも、現実世界でも)
この人は人間離れした強さがあり、巨人に対して恐怖という感情はまるでないように感じます。
もう一人のお気に入り、ハンジ・ゾエ。こんな言葉を使うのは気が引けるのですが、気が狂っているとしか思えません。(巨人に対してね)
巨人の生態に対してとてつもない好奇心を抱いており、日々研究を続けているという変わり者扱いされる人です。(リヴァイに奇行種扱いされる程)
リヴァイの強さ
エピソードが始まって5分もしないうちにリヴァイの強さが分かるシーンを見る事が出来ます。
兵士が巨人にくわえられたまま、(痛そうが過ぎる)
「お前らなんかきっと、リヴァイ兵長が!!」
と叫ぶ兵士の前に颯爽と現れるのがリヴァイです。
立体機動装置、巨人の討伐数、何においても完璧と言っても過言ではない隙のない動き。
あっという間に巨人を倒してしまいます。
そして自分の隊の兵士も一緒に戦うにも関わらず、一人で2体の巨人を倒し、兵士たちには1体の巨人を協力して倒すような指示を出すのですね。
つまり、リヴァイは一人で2体の巨人は朝飯前という事になります。
ここのシーンはとってもとってもかっこいいので、是非とも見ていただきたい。立体機動も、戦い方も、巨人に対するセリフも、声も、何もかもが素晴らしかった。巨人の血が消える事実に少し驚きましたが、リヴァイが潔癖である事もこのシーンで知る事が出来ます。ちなみに私はこのシーンでリヴァイ兵長に弟子入りしました。(気持ちだけね)
そして、リヴァイは無愛想で顔も怖そうに見えますが、(ごめんね)とても仲間想いです。
巨人にくわえられていた兵士が血だらけの手を差し出した時、巨人の血に対しては持ち前の潔癖症を見せていたにも関わらず、この時は迷わず手を握り返します。
そして、亡くなる間際まで言葉をかけてあげるのです。
「お…俺は…人類の役に立てたでしょうか…このまま…何の役にも立てずに…死ぬのでしょうか?」
「お前は十分に活躍した。そして…これからもだ。お前の残した意志が、俺に力を与える。約束しよう。俺は必ず巨人を絶滅させる!!」
誤解されやすいだけで、とても心の優しい人だなあと思いました。
エレンの目覚め
場面は変わってエレンになりますが、なんとも…巨人の腹の中でなぜか目を覚まし、大混乱ですよ。
ただ、巨人の腹の中でさえも、エレンはまだ諦めずに巨人を駆逐するという目標を諦めていません。
「どうしてこうなる?どうして俺たちは奪われる?命も、夢も、どうして…」
「くそ…くそっ、くそっ!!諦めてたまるか!駆逐してやる…一匹残らず!!俺が、この手で…!!!」
突然、またもや理解不能な事が起こります。
エレン、巨人化。
エレンは結局何なのさ!という謎の解明はもう少し先になりそうです…(笑)
ただ、巨人だけに向かっているところを見ると、やはりエレンとしての意識があるように思えますよね。
巨人化したエレンは、巨人をひたすら倒していきます。心の声で、
「もっと…もっと殺す…殺したい…もっと…いっぱい…」
と呟きながら巨人を殺していくエレンですが…。
『殺してやる』
次に呟いた時には、エレンは人間の姿に戻っており、アルミンに支えられていたところでした。
周りを兵士に囲まれ、絶体絶命のピンチにしか見えません。
しかし、エレンの様子を見る限り、どうやら自分が巨人になっていた事にまだ気付いていないようですね。
一方で、エレンの巨人化という事実を知ってしまったジャン、ライナー、アニ、ベルトルトには守秘義務が課せられてしまいました。
なので、コニーたちに何が起こったのか聞かれても答える事が出来ませんでした。
ですが、ジャンはこの秘密はすぐに人類に知れ渡る事になるだろうと言いました。
正直、私もこんな事実がずっと隠し通せるわけがないのは気付いていましたが、むしろこの話を人類が信じる事が出来るのかというところが心配でした。
ハンネスの3人に対する気持ち
壁の上で待機状態のハンネスは、兵士との会話でこのような事がありました。
「ハンネス隊長と共に、5年前に逃げ延びた子供たちが3人、訓練兵をしていると聞きました。彼らも前衛に?」
「ああ」
「申し訳ありません。無駄話が過ぎました。」
兵士は、訓練兵なんてとっくに巨人に喰われて死んでいる、と思ったのでしょう。だからこその配慮で会話を止めようとしたのだと思います。
しかし、ハンネスは続けました。
「無事だ。強い子たちだ。それぞれが生き抜く術を持っている。」
「一人は、高い戦闘技術。一人は、強靭な精神力。そしてもう一人は、とても賢い頭を持っている。無事だ。必ず生きている。」
ハンネス…泣く…不安そうでもなく、本当に心からそう信じている、いや、分かっているかのように、そう兵士に言ったのです。
ハンネスは3人が子供の頃から本当によく面倒を見てくれている大人だと思います。だからこそ、3人の特性をはっきりと見抜いている。
3人は、子供だけで生き抜いてきたわけではなく、こういう優しい大人に囲まれて生きてきたのだと、とても温かい気持ちになったシーンでした。
臆病者の髭面のおっさん、名前ありました
みなさん、すみませんでした。臆病者の髭面のおっさん、名前ありました。
彼の名はキッツ・ヴェールマンというそうです。(名前発覚しない方が良かったんじゃ…?)
まあー、ギャンギャン騒ぐ騒ぐ。いや、分からないわけではないですよ?突然、人間が巨人に変身します!と言われて何も感じない方がおかしいです。ただ、この人はある程度えらくて、兵士をまとめなければならない人物なんですよ。
そのようなお方がビクビク怯えていると、部下の人間にそれは伝わります。すると部下の人間も怯えますよね?そうして不安とか恐怖って伝染するんですね。
そうなると何が起きるかと言いますと、現実をうまく見る事が出来なくなるんですね。恐怖で全てが支配され、正常な判断が出来なくなります。
それがよく分かるのが、エレン、ミカサ、アルミンを取り囲んで糾弾しているシーンです。
「私は間違っていない!」
こんな言葉を吐く上層部は、いりません。
きちんと事実を確認し、使えそうならエレンをも使う。これが、少なくとも進撃の巨人の世界では理想の上層部ではないかと個人的には思います。
誤解しないでほしいのは、別にこのおっさん(キッツ)を責めているわけではありません。
あるべき姿として少しでもいいから努力してはくれませんか?という話です。そして、責めてはいませんが好きでもありません。(笑)
ミカサ、キレる
ここで、ミカサが割って入ります。エレンが生きていて喜んでくれたのは、ミカサとアルミンだけ。特にミカサにとって、エレンはかけがえのない存在である事はもう分かっている事。
そんなミカサは、兵士たちにこう言います。
「私の特技は、肉を、削ぎ落とす事です。必要に迫られれば、いつでも披露します。私の特技を体験したい方がいれば、どうぞ一番先に近づいてきてください。」
なんと恐ろしい言葉でしょうか…実力のあるミカサにそんな事を言われたら動けなくなります。(笑)
「どこの誰が相手であろうと、エレンが殺されるのは阻止する。これ以外に理由は必要ない。」
ミカサがこう言うと、ここで私の大好きなアルミンがミカサに訴えます。
「話し合うんだよ!誰にも、何も状況が分からないから、恐怖だけが伝染しているんだ!」
アルミンは、暴力では決して解決しないという考えの持ち主で、私もその考えには概ね賛成です。
問題は、話し合えない相手の場合はどうするか、が個人的な悩みの一つです。(無駄話でした、すみません)
エレン巨人、再び
エレンは自分がどういう状況に陥っているのか、いまいち分かっていないようですが、少しずつ状況を整理しようとしていますね。
そしておっさん(キッツ)の再度の問いに、こう答えます。
「貴様の正体は何だ!」
「人間です!!」
「そうか…悪く思うな」
いやいやいやいや。おっさん(キッツ)…聞いた意味はどこにあるんだい?なぜ質問をしたんだい?アルミンの言う通り、恐怖だけで動いている証拠です。
おっさん(キッツ)は3人に攻撃するよう合図し、ミカサはすぐさまエレンを抱えて動き出します。
そこでエレンの首から、グリシャが持っていた地下室の鍵が飛び出します。
途端にエレンの頭の中にグリシャの言葉が駆け巡ります。
「この鍵をずっと、肌身離さず持っているんだ。そして、見るたびに思い出せ。お前が地下室に行かなくてはならない事を。」
「この注射のせいで今からお前に記憶障害が起こる。だから、今説明してもダメなんだ。いいか、ウォール・マリアを奪還して必ず地下室にたどり着くんだ。この力は、その時役に立つはずだ。使い方は、彼らの記憶が教えてくれるだろう。」
「エレン!!いつか地下室に行けば真実が分かる!つらく厳しい道のりだが、必ずたどり着くんだ!ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら!お前はこの力を、支配しなくてはならない!!」
この言葉を記憶の中から思い出している最中、エレンはミカサとアルミンを抱え、逃げるのをやめていました。
そして、次の瞬間。
エレンは、親指の付け根を思い切り噛みます。
その瞬間に、その場に超大型巨人の時と同じ、雷のような光が走り、辺り一面が砂埃にまみれます。
視界がはっきりしてから見えてきたその光景を見て、兵士たちは恐怖に慄きます。
ミカサとアルミンを守ろうとしたエレンが、中途半端に巨人化した姿でした。
そのシーンでエピソード9が終了します。
いやあ、進撃の巨人はちょうどいいところでエピソードを区切るのが好きですね!
次が気になって仕方ない終わり方にイラつきさえ覚えます。(笑)
グリシャの言葉は映像と共に流れるのですが、「こんなシーン見たっけ?」となるのが正解です。視聴者は見た事ないシーンが少しだけ流れますね。
そして、エレンは何故、親指の付け根を噛んだのか。巨人になる方法を知っていたのか?またしても疑問が生まれてしまいます。
エレンの事も気になりますが、おっさん(キッツ)が次回、どのような行動に出るのか、ミカサやアルミンの反応など、次回も楽しみになりました!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子