はる子の趣味部屋

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進撃の巨人について語りたい5

こんばんは、はる子です。

 

今回も、進撃の巨人について語っていきたいと思います。

 

ダイジェストにしようと思っていたんです、本当です。でも、まだ最初の方って色々な事が起きますし、その「色々な事」に対しても語りたい、いや語るべきなのでは?と思ってしまったのです、それだけです。ごめんなさい…。(笑)

 

エピソード5について

まず何よりも思うのは、エレンの巨人に対する恐怖心はどこにあるのかという点。

大型巨人ですよ、超大型巨人。それに恐怖する事なく、屈する事なく向かっていけるのは、やはりエレンの強みではないかと思うのです。

 

自分に当てはめても仕方ない事は重々承知ですが、あの大きさの巨人、しかも皮膚もなく見た目も直視したくないレベルの巨人(ごめん超大型巨人)を目の前にしたら、自分は足がすくむ吐く気絶するかもしれないと思います。

 

超大型巨人に対していけるのであれば、通常の巨人なんて怖くもないだろう、と思うのですが、正直言って、通常の巨人の方が喰われる率高いのでは?と思っていますああ、恐ろしい

 

巨人の侵入

超大型巨人によってまた壁に穴を開けられた事で、みんなが慌てふためきます。住民は逃げ惑い、新兵は恐怖に支配されてうまく動けず

 

一方その頃の内地では、のような場面の変化で登場するのがドット・ピクシスです。ピクシス司令と呼ばれており、駐屯兵団の最高責任者、いわばビッグボスです。(?)

いやあ、ピクシスとチェス(のようなもの)をやっているこの飲んだくれのおっさん、負けてもらっている事にすら気づいていないなんて、幸せ者ですね。これが偉い人の特徴でしょうか。

ふんぞり返っているだけで、周りがすごいですねと言ってくれる。あれ?まるで初めてできた事を褒めてもらえる子供と同じようですね!(もうやめます)

まあ、そこでピクシス指令に一報入るわけです。

 

トロスト区に超大型巨人が出現!開閉扉が破壊されました!

 

ピクシス、全く動じずただトロスト区に向かおうとしますが、本当に人間のクズ(失礼?)が言ってくれました。

 

どうせ安い命だ

 

こういう人間って、自分の幸せの上にあぐらかいて座っているんですよね、鼻でもほじりながら。

まあ、頭が悪いのでピクシスが盤上の遊びに「手心を加えていた」事に気付いても「悔しい!お前の分際で!」とか言い出すので無視するのが一番だと思いますけどね。

ピクシス、いつもお酒飲んでるおじさん、みたいに振舞っていますが本当に頭の切れるといいますか、最高責任者に相応しい人間なのが滲み出てしまっているんですよね。好きです。

 

調査兵団パニックの巻

兵士が集められて今後の動きを指示されたあと、新兵は各々恐怖に震えていました。吐く者もいたし、現実逃避をする者もいた。

 

でもそれ、割と普通の反応なのでは?と思います。

 

ジャンが「なんで今日なんだ…明日から内地に行けたっつーのに」と言っている通り、正式に配属される前日だと思うので、まだ心の準備が出来ていない人の方が多かったのではないかなと思う事。

そして、あの事件から5年も経っている事で、人類の巨人に対する恐怖がまた少し下がっていた事などが想像できるんですよね。

 

ジャンとエレンがぶつかってしまうシーンで、エレンがジャンに対してどうしたのか尋ねたところでの、ジャンの返答。

 

どうしただと?!呑気な事言ってんじゃねーこの死に急ぎ野郎が!!

 

この「死に急ぎ野郎」というセリフも、なかなか有名になったセリフですよね。

この後の会話に注目です。

 

落ち着け!!

落ち着いて死にに行けっつーのか!!

違う!!思い出せ!!俺達が、血反吐を吐いた3年間を!!

 

個人的にここは、ジャンの今後の分岐点になったシーンだと思っています。

 

「3年間、俺達は何度も死にかけた。実際に死んだやつもいる。逃げ出したやつや、追い出されたやつも。でも俺達は生き残った!そうだろ!!今日だって、きっと生き残れる!今日生き残って、明日内地に行くんだろ

 

エレンのスピーチでした。実際、このスピーチに感化されて立ち上がった兵士もいると思います。エレンは、ジャンを落ち着かせようと言ったわけではないように思うんです。

何だろう、自分達がやってきた事を思い出させたい、お前は死なない、生きて内地に行くんだろう、このような事を考えていた気がしてなりません。

要は、落ち着かせるのではなく、ジャンがここで死ぬとは思えない、ちゃんと現状を把握して、恐怖を無くし、自分のやる事に集中して行動すればお前はここで死ぬ人間ではないと、エレンは言っている気がしたんですね。深読みし過ぎと言われたらそれまでですが…(笑)

 

ジャンは、怖かったんだと思います。明日、内地に行けたのに。巨人となんて、戦わずに済んだのに。もし自分が死んだらどうしよう、などを考えていたのかなと思っています。ただ、このスピーチが間違いなくジャンを動かす事になったと思っていますね。

 

巨人について

過去の振り返りシーンで巨人について少し話してくれていましたが、巨人の発生原因は不明で他の点についても、とにかく分からない事が多いという事でした。

現在分かっている巨人に対しての知識は、調査兵団が調べた結果なのだとも言っていました。

簡単に説明すると、

 

  • 人間のような知性はない
  • 体の構造は他の生物とは全く異なるものである
  • 繁殖方法も不明
  • ほとんどが男性のような体つき
  • 体が高温で、人間以外に関心がない
  • 100年以上、人間がいない環境下でも生き残っているため、人間を捕食する必要性はないと思われる
  • 殺戮目的で人間を殺している可能性がある
  • とてつもない生命力がある
  • 巨人を仕留めるためには、首の後ろを削ぎ落とす必要がある。

これが巨人の特徴となっています。

 

あの巨体に立ち向かっていく人類、本当にすごい。自分は無理かもしれないです。対ゾンビ戦はよく想像するのですが、こちらは厳しいかもしれない

新兵(一応候補とした方がいいのかな)達が意気込んで巨人に向かっていくのですが、ここから人によってはまたトラウマシーンになり得ます。

 

トラウマシーン、再び

最初はすごくカッコいいんですよ、立体機動装置でビュンビュン飛びながら巨人に接近していくエレンを見るのもワクワクしましたし。

ただ、突然、何が起こったのか分からないうちに、次々とさっきまで会話していた人間が死んでいくんです。

奇行種なんて習っていないわよ!と思いましたもん。(最初、「きこうしゅ」が何かも分からなかった)

初めて目の前で仲間が喰われた人達は、その光景が衝撃的すぎて動けなくなるのも正直理解できます。この時自分が何を思ったかはっきりと覚えているのですが、「人ってこんな簡単に死ぬのか」でした。

ただ、エレンはその光景を、その時の感情を、全て味わっています。

なので今度は仲間が目の前で喰われて怒りが暴発してしまい、その怒りがエレンを暴走させてしまうんですよね。エレンを助けるために仲間がエレンを追いかけ、その結果エレンと行動を共にしていた仲間は壊滅状態です。

アルミンは、仲間が喰われているにも関わらず何も出来ない自分に何故なのかと問いかけますが、その間に巨人が近づきアルミンを喰おうとします。

エレンは怒りに任せて巨人を追いかけた結果、片足を喰われて気絶しかけていましたし、これは早々にアルミンが離脱するのかと思い、正直ここで見る事をやめようと思っていましたね。

巨人の口に入る寸前で我に返るアルミンですが、時すでに遅しで滑り落ち回想シーンになります。もう、進撃の巨人に弄ばれている

 

アルミンは、純粋に外の世界に興味があるんですよね。

 

この本によると、この世界の大半は『うみ』っていう水で覆われているんだって!しかも『うみ』は全部塩水なんだって!

「塩だって?!嘘つけ!塩なんて、宝の山じゃねえか!きっと、商人がすぐ取り尽くしちまうよ」

取り尽くせないほど、『うみ』は広いんだ!塩が山ほどあるだけじゃない、炎の水、氷の大地、砂の雪原!きっと外の世界は、この壁の中の何倍も広いんだ!!それで、これはまだ内緒なんだけど、お父さんとお母さんはね、今度外の世界に行くんだって

 

ねえ、エレン。僕達もいつか外の世界を探検できるといいね

 

この言葉を思い出して、エレンは覚醒します。音楽が変わり、巨人の口を支えにアルミンの腕を掴むエレン。力を振り絞ってアルミンを外に放り投げます。

 

こんなところで、死ねるか。アルミン、お前は教えてくれたから。俺は外の、世界に

 

エレン!! 早く!!!!

 

アルミンの声も虚しく、

エレンの腕を残して他全てを飲み込んだ巨人。

 

アルミンの叫び、まだ何も知らないミカサと共に、エピソードが終了します。

 

もう、もうさ…やり過ぎなのですよ。

シーズンの冒頭で衝撃的シーンが起こり過ぎて、目の前で繰り広げられているものの何を信じたら良いのか分からなくなるんです。(笑)

 

流石に主人公だし、死にはしないだろうと思いたいけど、巨人に喰われて片足と片腕(正確には手首くらいかな?)を無くして、奇跡が起きて生きていても調査兵団は無理だよね?とか、主人公がアルミンに変更されてストーリー続いていくのか?とか

 

めちゃくちゃしんどいんです、ここまでのエピソード。

 

でも一筋の希望に懸けて、見続ける事を選んだ自分を称賛したいと思います。えらい。

 

もう、今回はちゃんと伝えてあったので勘弁してください。長くてすみません…。

進撃の巨人というストーリーがどのようにして進んでいくのか、そこをはっきりさせないとなかなか自分のハイライトシーンを語るのが心苦しいといいますか…

本当、全てのエピソードにそれぞれハイライトがあると言っても過言ではないんです。

 

ただ、なるべく短くできるようにはしてみます。

頑張ります!!

 

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子