はる子です。
前回に引き続き、「JUDGE EYES:死神の遺言」について語りたいと思います。
今日はいつもより多めに動画を見る事ができたので、新事実(世間的には全くそうではない)が発覚して、書かずにはいられないのでブログにしました。(笑)
まず…
モグラ、黒岩だったー!!(笑)
私はてっきりただの嫌なやつだとばかり思っていました…私としたことが…でも俳優さんを見ると、そんなただの嫌なやつで出ないよなあ、という良くない考え方も相まってなんとか自分を納得させました。(笑)
でも、なぜモグラが黒岩だと分かったのか。そこを語ろうとすると、とても切なくなるのですが、羽村のカシラを助けるために、オヤジ(組長)が撃たれてしまったからなのですね。
もともと、松金組の稼ぎは羽村のおかげという背景があって、オヤジは居て居ないようなもの、という扱いになっていた感じはしますね。
それにおんぶに抱っこになっている現実も、オヤジは見てみぬ振りをしていて、申し訳なくも思っていた。
羽村は、松金組を東城会直系にしようと頑張っていたわけですね。一連の流れが、なあなあになってしまっていた事実があり、オヤジは撃たれそうになった羽村をそこで守る事によってケジメをつけた、という形にしたかったようです。
正直、龍が如くシリーズで同じような場面がある時、誰かが庇いがちになるのは分かっていたはずなのに、今回は頭からすっぽり抜け落ちていました。
だからこそ、オヤジが倒れた時とてもショックで、思わず手で口を覆うほどの驚きでした…オヤジ…
八神はこれで、2人目の「オヤジ」を失う事になってしまいました。八神の怒りも凄まじいものでしょう。あと海藤さんも。あと東も。
羽村もオヤジの事を思っていたのですね。オヤジが撃たれたあと、あれだけ固く口を閉ざしていたにも関わらず、モグラの正体をあっさりと白状しました。(笑)
そのおかげで、モグラが黒岩だということが判明しました。まあ、判明してからも黒岩が嫌なやつであることに、変わりはないんですけど…
そして地味にショックだったのが、共礼会の村瀬と塩屋が殺害された事です…村瀬、手のひらを返したように八神たちに擦り寄ってきて、かわいいなと思い始めた矢先の出来事でした…
しかも爆死なんて!村瀬はそんな死に方をしても良いキャラクターではない!(?)塩屋も、なかなか良い味を出していたのに、モグラにかかればそんな相手も簡単に殺されてしまうのか…と地味に、本当に地味にショックでした。
あと、東もいいキャラクターだなと思います。滲み出るいい人感を消せていないのが好きです。(笑)
海藤さんと一緒にいる時、心なしか嬉しそうなのもかわいい。
あとは、オヤジの葬式での源田先生を見た時もうるっときました。40年来の親友と言っていましたね。
源田先生は、新谷先生の事も信頼していたみたいだし、そのあと親友もいなくなってしまって、なかなか苦しい時期が続いているように思います。
そして、なんといっても生野洋司。この人、アドデック9の完成しか見えていないのか最低なことばかりしていますね。木戸がかわいく見える程度には恐ろしい人間です。
木戸は、金と名誉、権力などに分かりやすく食いつくので(あと綺麗な女性ね)、扱いやすかっただろうなと思います。
ですが、生野のように目的があったり、正義のためにやっている、という人間を変えるのは本当に難しいと思います。
以前、進撃の巨人について話した事と被りますが、正義の裏には必ずと言っていいほど(誰かにとっての)悪が存在している事が多いんですよね。
(良かったら、進撃の巨人について話したブログも読んでみてください!)
「正義のためにやっている」と信じている者は、それがまさか誰かにとって悪になっているなんて、思いもしないものです。
今回の生野は少し違うかもしれませんが、根本は似ている気がします。生野は純粋にアドデック9を完成させたいという気持ちがあるのでしょう。ただ、生野の中での善悪は、既に崩壊しているように思います。
薬の完成、すなわち人間に使用しても問題ないと確認するためには実験が必要で、それを勝手にやってしまった。その被害者が、前回話したアルツハイマー認知症の和久光一という男性だったんです。
自分がしでかした罪を「アドデック9のせいで死んだ」と言い放った時、生野は自分がしている事が正しいと思っているのだな、と感じました。
投与したのは他でもない生野自身で、実験は失敗に終わった。でもその失敗が表に出てはいけない事は分かっていたのでしょう。
だから彼は大久保新平に罪をなすりつけた。そして、寺澤絵美も生野の手で殺されてしまった。大久保新平は、全くの無実だったのですね。
そこで、私のお気に入りの声の杉浦くんが出てきます。この杉浦くん、確かに私も気になっていたんですよ。
やたらと大久保新平と寺澤絵美の事を話題に出すなーって。何でだろうな、とは思っていましたが、勘違いの可能性もあるし、たまたまの可能性もあるしと思っていたら…
彼は寺澤文也くんでした。
そう、寺澤絵美の弟だったんですね。杉浦くんは、寺澤くんだったわけです。これで話題に出していたのも納得ですね。
でも、ここまでくると、もうほぼ終盤なんじゃ…?と思っていたら、チャプターが最後に突入しました!
あとは最後を見守るのみとなりました。本当に楽しみです。
だって、八神が弁護士としてもう一度、法廷に立つのですから!個人的には泉田と一緒に法廷で真実を暴いてほしい。(現実には弁護士と検事なので無理だろうと思いますが、この二人、何だかんだ相性が良い気がしています)
最近、CMで木村拓哉さんが出ていると八神を思い出してしまうという末期症状。(笑)
最後まで畳み掛けて見る予定なので、全てを見終わったらまたブログにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子